【全起こし】宮野真守のビデオメッセージに「王子様感が溢れてる」「地が王子様」「溢れ出づる王子」と絶賛の声! 『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』初日舞台挨拶レポート全文掲載

MC:紅緒さんだからできる酔い方だと思うんですけれども、なかなかあんなふうにかわいらしく酔えないじゃないですか。作品にちなんで、お酒のエピソードも伺えたらなと思うんですけれども。ちなみに早見さん自身は酔っ払うとあんな感じになります?

早見:紅緒さんやってからこの質問がすごい来るようになって!(笑)。

櫻井:興味ありますよ、どういう酔い方するのか。

早見:でも、紅緒さんみたいな酔い方まではいかないまでも…いかないですけど、普通に飲みますね。結構飲みます。

櫻井:陽気になる?

早見:はい。大きくなるというか、テンションの振れ幅が「わーー!」って。

櫻井:本人自身が大きくなるわけじゃなくて?(笑)。

(会場爆笑)

早見:違います(笑)。結構楽しくなったり。あと親と酔い方が似ていることがあったりして、(自分が)1回すごい酔っ払ったときがあって。うちの母がすごい酔っ払ったときに家に帰ってきて…これLINE LIVEで配信されてるんですよね?!聞きたくない方は5秒後くらいに終わると思うので!(笑)。

梶:聞きたくないようなことって?!(笑)

早見:泥酔して家でぐだぐだして這いつくばるじゃないですか、床とかお手洗とかに向かって「ごめんなさーい、もうしませーん」って言いながら母は自分の部屋に帰っていくんですよ(笑)。私もすごい酔っ払ったときに、家に帰ってきて母親が介抱してくれたんですけど、「ごめんなさーい」って言ってたって(笑)。

梶:すごいとこ似ちゃったね!(笑)

櫻井:でも、結構紅緒がね!

梶:紅緒感ありますよね!

早見:それから「謝るのは、やめるぞ」と(笑)。でも紅緒さんのお芝居にはこれまでの経験が入っているというか(笑)。

梶:(紅緒は)沙織ちゃんなんだね!(笑)。

早見:泥酔だけじゃなくていろんな喜怒哀楽全部が、みんなの表情だったり自分の表情だったりその全てを詰め込める、本当に豊かな表情のあるキャラクターだったので。私の酔っ払い経験もそうだし、皆様の酔っ払い経験もそうだし、いろんなものを詰め込んで生まれたもの…。

櫻井:皆の夢を紅緒さんに乗せてるわけですね(笑)。

早見:お二人は飲まれるんですかね?

MC:お二人はどうでしょうか。

櫻井:最近ちょっと飲んだ機会もありましたけど。

梶:そうですね、そこそこ飲みますね。どうなります?櫻井さん。

櫻井:眠くなっちゃいます、最終的に。「“じゃあ帰るんでもう一杯”っていう謎のフレーズをずっと繰り返していましたよ」って言われたことがあります(笑)。よく行くお店で。よく知っている店なので付き合ってくれるんですけど。でも、やっぱり楽しいお酒だなって思えるようになってきました、年齢的にも。昔はちょっといきがって、飲めたほうが…役者さんってお酒に強いっていうのに憧れて、いいなぁなんて思って頑張っていたときもあったんですけど、今は自分の飲み方がわかってきました。

早見:大人ですね。

櫻井:でも、家に帰ってきて、「あ、ここを歩いていったんだな」っていう朝に形跡が(笑)。

梶:ぽろぽろ落ちちゃう感じね!(笑)。

櫻井:(笑)。

梶:僕は酔っ払っているんですけど、それがあんまり顔に出ないんですよね。「ちゃんとツッコまなきゃ」みたいな。

櫻井:なんか、可愛さが増すよね(笑)。

梶:(笑)。なんですかそれは(笑)。

早見:蘭丸テイスト!

梶:「先輩方はちゃんとお酒が入っているかな」とか「この人、この状態大丈夫かな」とかそういうのが気になっちゃって、なかなか自分が…ってはなれないんですよね。酔っ払ってはいるんですよね。

MC:いつか全解放して酔っていただきたい感じもありますよね。

梶:そうですね。紅緒みたいに僕も…。

櫻井:裕子が出てくるかもね(笑)。

梶:(笑)。裕子がね(笑)。

MC:皆さんそれぞれお酒を嗜まれているということで楽しいお話でしたが、ちなみに未成年者の飲酒禁止法は大正11年に制定されたということで、実はこの作品のなかで紅緒がお酒を飲んでも問題はないんですよね。

早見:ベロベロですからね!

MC:もちろん現代は、お酒は20歳になってからということで、皆さん気をつけましょう!という教訓でございました。ということで、お酒のシーンは原作の大和先生もお気に入りというお話をいたしましたが、そんな大和先生から一通、お手紙を紹介させていただきたいと思います。原作者の大和和紀先生からのお手紙、僭越ながら私が代読させていただきます。