MC:そして梶さんはいかがでしょう。
梶:順番的に少尉がいないのが申し訳ないなって…(笑)。
早見:少尉のシーンもいいところいっぱいありますもんね。
梶:そうなんですよー。宮野さんが演じる少尉のいいところをいっぱい言いたいなと思っちゃうんですけど。僕は蘭丸くんを演じさせていただきまして、黒髪の乙女じゃないですけど(笑)、とてもかわいらしくて可憐な容姿をしているんです。それもそのはず、お芝居で女形という女性の役を担当する役者さんでもありまして、そういう家柄なのもあって普段から仕草とかも生活のなかで学びつつっていうところがあるので、それで見た目もかわいらしく、仕草もかわいらしかったりするんですけれども、ご覧いただいた皆さんはわかると思いますけども、紅緒さんに対するまっすぐな一途な愛情、男らしさっていう一本筋通ったところというのはとても大事な役だなと思いながら演じさせていただきました。とても歴史ある作品で、オーディションを受けさせていただく時もとても緊張しつつ、蓋を開けてみればといいますか、蘭子という(笑)、紅緒さんが愛しいあまりに潜入するシーンがありますけども、そこでは見た目もより女性に近づいているようなシーンもあったりしましたので、そのへんもなるべくコミカルに楽しく、だけど蘭丸はいい子だなって思っていただけるような芝居を目指して頑張らせていただきました。
MC:蘭丸は男の子なんですけれども、ちょっと女性ホルモンを感じるといいますか…。
梶:ホルモンを感じました?!(笑)
MC:女の子らしい、でも男の子らしいっていう、こういったキャラクターは今までは演じられませんでしたか?
梶:そうですね、なかなか…。エピソードによってそういうシーンがあるキャラクターはあったりしましたけど、蘭丸くんは基本的にずっと可愛らしいじゃないですか。(劇中の蘭丸の声で)「もう、いや…!」みたいなのはなかなか…(笑)。
早見:かわいい!
(会場拍手)
櫻井:キュンとしましたね。
(会場爆笑)
梶:お芝居でもなかなかないですし、僕が日常生活で「もう、いや…!」とはならないので、彼も女形としてちゃんと学びながら生活して積み重ねているので、僕もどうしたらそういう音に近づけるのかなっていうのを研究しつつやらせていただきました。
MC:こんなに見事に可愛らしい蘭丸くん、蘭子さんでしたが…(笑)、続いては櫻井さんはいかがでしょうか?
櫻井:いろいろあった後に登場するキャラクターで、青江冬星の登場によって物語が広がっていったりしますし、紅緒の上司にあたる人物だったりするので、お話に広がりができるのと同時に、生まれた接点が今後どうなっていくのかなと。原作を知っていらっしゃる方はこの後の展開はご存知だと思いまがすが、ラブロマンスの話なので何かあるのかなと感じさせるキャラクターなんですけど。あとは、髪の毛ですよね…(笑)。前髪がすごい印象的。
梶:くるん!って。
早見:後ろ髪もすごいたなびいてますもんね!
梶:麗しいですね…。
櫻井:やっぱり美しい人なんですよね、この編集長も。ご覧になった皆様も、彼の変化も感じていただけましたよね?紅緒の登場によって彼自身も変化が起きているし、彼は結構モノローグがあって、そこで表に出している部分と自分の心情の揺れ動きも見られたりするので、結構奥行きのあるキャラクターだなと思いました。
MC:何かを感じさせる、これからが楽しみなキャラクターですよね。
そんなお三方にお話を伺いまして、先ほど梶さんもおっしゃっていましたが、本日は残念ながらこの会場にはお越しいただけませんでしたが、やはり少尉のお言葉がほしいなというところでして…。
早見:少尉のお言葉、いただきましょう!
MC:ここで少尉こと伊集院忍役・宮野真守さんからコメントをいただいております。宮野さんにも印象的なシーンについてお話していただきました。では、ご覧ください。