大正浪漫少女漫画の金字塔「はいからさんが通る」を、新作劇場アニメーションとして21世紀に甦らせた『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』が11月11日(土)公開。同日、東京・新宿ピカデリーで本作の初日舞台挨拶が行なわれ、早見沙織、櫻井孝宏、梶裕貴の豪華キャスト3名が登壇。さらに、宮野真守からビデオメッセージも到着した。今回は本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC:皆様、本日は『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』初日舞台挨拶にお越しくださいまして誠にありがとうございます。早速、ゲストの皆様をお呼びいたしましょう。花村紅緒役・早見沙織さん、藤枝蘭丸役・梶裕貴さん、青江冬星役・櫻井孝宏さんです。皆様、大きな拍手でお迎えください。
本日はLINE LIVEでも配信されているということで、舞台挨拶にお越しの皆様、そしてLINE LIVEでご覧の皆様に向けて、まずは早見さんからご挨拶をお願いいたします。
早見:会場にお越しの皆様、こんにちは。そしてLINE LIVEでご覧の皆様、こんにちは。花村紅緒役の早見沙織です。本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。短い時間ですが、楽しんでいってください。
MC:ありがとうございます。続いて梶さん、お願いいたします。
梶:ご来場の皆さん、そしてLINE LIVEをご覧の皆さん、こんにちは。藤枝蘭丸役をやらせていただいています、梶裕貴と申します。公開初日にこれだけたくさんの皆さんが劇場に足を運んでいただいて、そしてLINE LIVEでもたくさんの方がご覧いただけてとても嬉しく思っております。短い時間ですが、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。よろしくお願いします。
MC:よろしくお願いいたします。そして櫻井さん、お願いします。
櫻井:皆さん、こんにちは。そしてLINE LIVEをご覧の皆様、どうも。青江冬星役の櫻井孝宏です。公開初日を迎えられて本当に幸せな気分です。楽しい時間にしたいと思いますのでよろしくお願いします。
MC:よろしくお願いいたします。本日はこちらのお三方とお送りいたしますが、まず本日公開、そして皆さんはもう『はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』を劇場にお越しの方はご覧になったということで、いかがでしたでしょうか。
(会場拍手)
MC:ご覧いただいた後ですので、内容に触れながらもお話をしていけるといいなと思っております。まずは、それぞれのご自身のキャラクターの印象的なシーンを教えていただいてもよろしいでしょうか。まず早見さんから。
早見:紅緒さんは、ある意味この劇中で全てをさらけ出す女性なので、喜怒哀楽全部が見えるシーンがあって、数多の魅力的なシーンがあるのですが…そうだなぁ…。私がやっていて、一番切り替えに、初めついていくのに緊張したシーンとしては、少尉と一緒にオペラを鑑賞しにいくシーンがあるんですけれども、そこで紅緒さんがいろんな喜怒哀楽でモノローグを変えていくんです。その変化が本当に速くて、3秒に1回くらい切り替わるんですよ。その部分は私自身もやっていてとてもテンポが良くて、はまったときの爽快感が印象的でしたね。
MC:観ているほうはすんなり受け入れられますけど、早見さんからしたら大変でしたよね。
早見:一番初めはそうですね。ただ原作がとてもテンポがよくて、わーっとギャグのところで盛り上がって、いいシーンでじーんとくるという、そのメリハリというかギャップを作ってくれるキーポイントかなと思いました。