【全起こし】松岡茉優「ポスターに“ラブコメ”って書いてあるんですけど、私はラブコメだと思ってなくて(笑)」 映画『勝手にふるえてろ』舞台挨拶レポート 全文掲載!

芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説の映画化で、恋愛経験がなく、“理想と現実”2つの恋にもがき苦しむ主人公のOLに、映画初主演となる松岡茉優が扮したコメディ『勝手にふるえてろ』。第30回東京国際映画祭コンペティション部門の出品作として、10月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が開催され、キャストの松岡茉優、渡辺大和、石橋杏奈、北村匠海、監督の大九明子が登壇した。ここでは、その舞台挨拶の模様を全文掲載でお届けする。

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MC:みなさま、本日は第30回東京国際映画祭コンペティション部門『勝手にふるえてろ』の上映にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。これより舞台挨拶を行って参りたいと思います。

この『勝手にふるえてろ』ですけれども、芥川賞作家の綿矢りささん原作小説を映画化いたしました。恋愛に不器用な主人公、ヨシカの暴走ぶりが既に大きな話題となっております。今回はワールドプレミアということで、初ご披露となります。

それでは大変お待たせいたしました。ただいまより、舞台挨拶を始めさせていただきます。では、早速みなさまにご登場いただきましょう。主演を務めました、松岡茉優さん。渡辺大知さん。石橋杏奈さん。北村匠海さん。そして、大九明子監督です。どうぞ!

みなさま、ようこそ、東京国際映画祭にお越しくださいました。本当に心より感謝と歓迎を申し上げます。ありがとうございます。それでは、みなさまから一言ずつお言葉を頂戴して参りたいと思います。まずは松岡茉優さん、お願いいたします。

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松岡:主演を務めました、松岡茉優です。

観客:茉優ちゃん、かわいい!!

松岡:ありがとう!(笑)。この素晴らしい世界的な映画祭でこの作品を選んで、こんなにたくさんの方が来てくださったことが本当に嬉しいです。この映画は、いろんな人の戦いを褒め称えられるような、忘れられない思いとか気持ちとか、忘れられない人がいる人のお葬式場になるような映画かなと思っています。何か思いを抱えているみなさん、忘れられない記憶ってあると思うんですけど、それを今日この場で葬っていただければと思います。そんな映画です。楽しんでいってください。

MC:ありがとうございます。続きまして、渡辺大知さん、お願いいたします。

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渡辺:本作で、“ニ”という役、そして主題歌の制作と歌唱を担当しました、渡辺大知です。この映画は僕自身も大好きで、今日が初めてなんですけれども、みなさんの前で上映できることを心から嬉しく思っております。この映画は、女の子の心の中の叫びというか爆発がたくさん詰まっていて、主人公の松岡さんの魅力が爆発しているので、楽しみにしていただけたらなと思います。でも、僕が映画を観て最初に思ったのは、主人公は女の子なんですけど、男の僕でもすごく共感できたところがポイントだと思っています。男性の方にも響いてくれたら嬉しいです。どうぞ、最後までゆっくり楽しんでください。お願いします!

MC:ありがとうございました。続きまして、石橋杏奈さん、よろしくお願いします。

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石橋:みなさん、こんばんは。石橋杏奈です。劇中で来留美役を演じました。この作品は、私が初めて観たときは、もうひたすらひたすら茉優ちゃんがかわいくて!女性なら誰しもが共感できるポイントがたくさんあって、すごく笑えるシーンもたくさんあって、誰しもが共感してもらえるような作品だなと思っています。絶対に楽しんでもらえると思いますので、ぜひみなさん、楽しみにしてください。今日はありがとうございました。