【全起こし】大泉洋の気合がすごすぎて「やり辛かった」という松田龍平に「共演者からそんなこと言われたのは初めて!」と大泉洋ブチ切れ!? 映画『探偵はBARにいる3』ジャパンプレミア レポート 全文掲載!

MC:どうもありがとうございました。シリーズ3作目の完成、今日はジャパンプレミアということでおめでとうございます!

早速お話を伺っていきたいのですが、大泉洋さん、この作品をご覧になった取材の方々も含めまして、評判が非常に良くて、素晴らしかったという声が出ています。シリーズ最高傑作という声も上がっているんですけども、実際に周囲の方々からの反応というのは聞こえてきていらっしゃいますか?

大泉:もうビシビシ来ていまして。私は2年くらい前から本を直している作業をしていますが、内心本当におもしろいのかどうかわからなくなっていて、大丈夫かなという不安な思いはあったんですけども、自分で観ておもしろかったし、観終わった後は様々な方からの感想だったり、取材の方々も熱く「正直、一番おもしろかった」と言っていただけてね。1も2にも愛情はあるわけですけど、一番おもしろいものを目指して作ったので、そういうふうに思っていただける人が多いのが何よりもありがたいです。

MC:本当におもしろくて、また観たいと思うような作品でした。せっかくですから、キャストのみなさんもご覧になった感想を、大泉さんから改めて口にしていただいてもよろしいですか?

大泉:私は観終わった後にほっとしたというのが印象。「おもしろがってくれ!」と思いながら観ていたので、観終わった後に「あーおもしろかった!良かった!」と思って、マネージャーに連絡して「おもしろかったね!」と言ったっていうのが第一印象でございますかね。本当にほっとした、責任を果たせたなっていうのが感想でした。ここにいるみなさんが本当に素晴らしくて、リリーさんは本当に…腹が立つというか、ひどい役で悪い人だったし。北川さんはこんなに美しくて儚い人がいるのだろうかと。前田あっちゃんはまたかわいくて、あれだけおバカな役をかわいらしくやっていらっしゃって。松田くんは何を考えているんだっていう…いい意味でね(笑)。全てが素晴らしかった。そんな映画でございました。

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MC:ありがとうございます。松田龍平さんはいかがでしたか?

松田:あっという間でしたね。気づいたら終わってたなっていう感じで。あんまり覚えてないんですけど(笑)

大泉:あまりにも圧倒されてね!それであんまり覚えてない。

松田:「あ、終わっちゃった」って。そうですね。それぐらい夢中になれる映画になったなっていう感じで。今回は1をもう一回思い返して、時間も空いたので「『探偵はBAR』ってなんだろう」じゃないですけど、初心に帰るというか、改めて『探偵はBAR』っておもしろいなって思えた作品なので、そういう意味ではむしろ4が観たい。

(会場拍手)

松田:4がやりたいと、そういう作品になったのが不思議で。3でもうやめようかなって思ってたので。

大泉:まさかそんな思いで!

松田:実はそうなんですよ。初めて言いますけど。まさか4がやりたいと思える作品になるとは思わなかったので、自分でも驚いています。

大泉:僕はいささかショックを受けていますよ?そうだったの?

松田:はい。今初めて言っちゃいました。

大泉:だめだめだめだめ、だめよ!まだやるんだから。「これで最後だ!」って思ってやってたの?

松田:そうですね。ストーリーも今回そういうところがあって。それに便乗して…。

大泉:いやいや、がんばりましょ?やっていきましょ?

松田:いやでも、本当にそういう映画になって…。そこのネタバラしじゃないですけど、さっき吉田さんが言ったように最後まで観てもらえるといいなって。最後まで観てもらわないと、今僕が言ったことが気まずくなっちゃうので。お願いします。

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MC:ありがとうございます。北川景子さん、いかがでしょうか?

北川:(本編は)2時間数分を超えるそうなんですけども、私もそんなに長くは感じなくてあっという間で。最後の15分くらいは私のシーンがきっかけで、今日ここにいるみなさんは全員泣くと思うんですよ。私は自分で観て試写で泣いて、その勢いで大泉さんにLINEをして「素晴らしかったです」と言いました。

大泉:「素晴らしかった。自分のシーンでも泣きました」といただいて。

北川:自分のシーンで一番泣きました。綺麗じゃなきゃいけないっていうところがあったんですけど、さっきもあっちゃんに「よかった」と言っていただいたので、私はもう満足です(笑)。やりきりました。

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