MC:そうですよね(笑)。今日が記念すべきお誕生日の翌日の初仕事ということでした。そして、知英さん。ハーレイ・クインという悪役のヒロインを演じられましたけども、いかがでしたか?
知英:声優の仕事は2回目になるんですけど、今回は台詞もいっぱいあって、難しい台詞もあったんですけど、普段もハーレイ・クインというキャラクターがとても好きで。悪役だったんですけど、ジョーカーを「プリンちゃん」と映画のなかでは呼んでいて、大好きすぎて(ジョーカーに)着いていくっていうかわいいところもとても好きでした。
MC:『鷹の爪』のおもしろいところとか、「ここ、バカだなぁ」と思うところってどんなところですか?
知英:まず予算を表に出していること自体がおもしろいなぁと思うし、くだらない話をして笑っちゃうっていうところがやっぱりすごく魅力的だと思います。
MC:褒めてますよ?みなさん。
知英:褒めてますよ!みなさんもそういうところ、好きですもんね?(会場拍手)
MC:そこがおもしろいですからね。知英さん、ご自身の台詞で、「これ、よくわかんなかったな」っていう気になった台詞はありましたか?
知英:実は、この本編には出てなくてカットされてるんですけど、「メトロという名のラビリンス」っていう台詞があったんですよ。意味わからないですよね?それが何でカットされたのかは…。
FROGMAN:冒頭のところで、ジョーカーたちが麹町になかなかたどり着けないと。永田町と赤坂見附が繋がってるっていうことをみんなが知らなくて、迷い続けていつまでも麹町に着けないっていう件があったんですよ。それで、ジョーカーが「メトロという名のラビリンスなんだ」っていうところがあるんですけれども。その台詞ですね。
知英:そうですね。それで、ハーレイが楽しく、すごく明るくその台詞を言ったんですけど、結局使われなかったですね。
MC:カットされていましたね。
FROGMAN:なんか、だんだん険悪な雰囲気になってる(笑)。
MC:安田さん、ジョーカーは「メトロという名のラビリンス」という台詞はどんな気持ちでおっしゃっていたんですか?
安田:まぁ、気持ちもへったくれもないですけどね。(会場爆笑)あぁ、そうですか、カットになってるんですね?
FROGMAN:ヤスケンさん、まだ観てないですよね?
安田:いやー、今一番ショックですね。日本の交通網は入り組んでいるから、まるで迷宮だっていう意味なんだろうなって…。でも、カットになってたんですね。(会場爆笑)
MC:だんだん目を合わせなくなってきましたね。そして、安田さん。ジョーカーというとDCのなかでも一二を争う人気のキャラクターですけれども、今回はどのように監督と一緒にキャラクターを作り上げていったんですか?
安田:FROGMAN監督が、北海道でやってるローカル番組の『水曜どうでしょう』という番組に私が出演させていただいたときの、白塗りで巻物を読んでいるシーンがあったんですけど、それをやってくれっていう話があったんです。(会場爆笑)こっちは「ジョーカーができる!」ってわくわくしていたんですけど、FROGMANさんが「あれでいいですよ」って言うので、あのままやらせていただきました。
MC:監督もそのイメージがあったんですね?
FROGMAN:ありました。“怪優”といえば安田さんじゃないですか。怪優しかこのジョーカーはできないなぁと。僕のなかで思い巡らしたら、「やぁ!やぁ!やぁ!」とポッと浮かんできたので、「安田さんだ!」って。
安田:笑う方と全くわからない方がいらっしゃいますけども。時間がないので詳しくは説明いたしません。(会場爆笑)