八雲:そして映画初演技となったのが武尊さんです。
関根:どうでした?
武尊:やったことはなかったけど、興味はあって、格闘技のお話と聞いて「ぜひ出させてください」と。
関根:演技の勉強もしてるって言ってたよね、昔。
武尊:そうですね。あと監督にもレッスンしていただいたり。
関根:監督いかがでしたか?
武:今日、観ていただいたらわかると思うんですけど。ほかの俳優がヤバいと思うくらい、嫉妬するほど自然な演技。
武尊:いやいやいや(笑)。
佐藤:この映画で一番得していると思います。
関根:おお。
武尊:僕、得してますか?(笑)かもしれないです。(笑)
関根:イケメンさんは?
イケメン:僕も初めてなんですけど、プロレス以外の仕事を基本的にしたことがなかったので、本当に一発目は興味本位で、ギャラっていくらなのかなとか、いろいろ興味がありまして勉強になりました。
八雲:表も裏も興味があったと。
関根:有薗さんは素晴らしいレフェリー役で、研究したんですか?
有薗:レッスル1も今はいらっしゃらない村山レフェリーにご指導いただきまして。
関根:そうですか。役作りを。どうでしたプロから観て?
イケメン:いやもう最高のレフェリーでしたね。村山さんがちょっと嫉妬してました。「なんで俺じゃねんだよ」って。
関根:なるほどね。
八雲:でも実際に観た方でも本物のレフェリーが出てきたと思った方がマスコミの方でもいらっしゃったみたいですよ。
有薗:僕が小さい頃はゴールデンタイムでずっとプロレスやってたんで記憶にありました。
関根:頭にありますよね。ユセフ・トルコさんとかね。
有薗:あー、はい(笑)。
八雲:そして監督は3年ぶりのオリジナル作品ということで。
武:偶然なんですけど3年前ここ(新宿FACE)で撮影やってたんですよ。『百円の恋』をまさにここで撮影してたんですよ。だから今日はすごく不思議に思ってて、またここに戻ってきたのかっていう。すごく感動しています。
関根:また『百円の恋』とは違ってラブコメっぽい。
武:そうですね。僕にとってはプロレスとかK-1の人たちと仕事ができるなんて本当に映画やっててよかったなと思って。すごくいい経験させてもらってよかったです。