【全起こし】乃木坂46 映画『心が叫びたがってるんだ。』主題歌発売記念舞台挨拶

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登壇者:(写真左から)松村沙友理、星野みなみ、深川麻衣、高山一実、齋藤飛鳥、衛藤美彩、秋元真夏

秋元:こんにちは、まなったんこと秋元真夏です! 今日はもうすぐ映画を観ると言うことでムズムズしているかもしれませんが、少しの間ですがお付き合いください。よろしくお願いします。
衛藤:衛藤美彩です。本日はお越し下さりありがとうございます。短い時間ですがよろしくお願いします。
齋藤:齋藤飛鳥です。皆さん映画を観る前ってことでどんな感じのテンションなんだろう?って思っていたら意外と温まっていてよかったです。今日は最後までよろしくお願いします。
高山:千葉県出身、21歳、高山一実です。皆さん映画を観る前で、もしかしたら観た方もいらっしゃると思うんですが、その前に私たちがちょっとお話をして映画の良さを伝えられたらいいなって思います。今日はよろしくお願いします。
深川:深川麻衣です。今日はネタバレをしないように気を付けつつ、皆さんに映画をより楽しんでいただけるように、みんなでお話していきたいと思います。よろしくお願いします。
星野:星野みなみです。今日はこの舞台挨拶とこの後の映画も楽しんでもらいたいなって思います。よろしくお願いします。
松村:松村沙友理です。今日は映画と共に私たちのトークもどうぞよろしくお願いいたします。

MC:『ここさけ』の主題歌を乃木坂46が担当すると決まったときどう思ったかを松村さんにお伺いしたいと思います。

松村:私は前作の『あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)』も大好きで、エヘヘヘ、いっぱい観てグッズとかも集めていたような人間だったんです。今回は岡田麿里さんの繊細な脚本と私たちの歌がどういう科学反応を起こすんだろうっていう期待もありつつちょっとプレッシャーもあって、曲を聞くまではすごくドキドキだったんですが、今回この曲をいただいて私自身、すごくこの映画とピッタリ合っているんじゃないかって自信をもって言える曲が出来上がったので、是非皆さん映画と共にこの曲もいっぱい愛していただけたらいいなって思います。

MC:松村さん、代表してしゃべるという責任感でだいぶ抑えめに話していらっしゃいましたよね?

松村:気づきましたか。本当のことを言うと、「AnimeJapan」で発表になったときから製作をすっごい楽しみにしてたんですよ!この映画の製作を。「えっ! マジで!? やるのっ!?」って思って、なんかずっといろんな作品やられてて、、
高山:いきなり静かになるの何!(笑)。
松村:なんか言ったらアカンのかなって思って(笑)。

MC:岡田麿里作品の歴史を語り始めたらきりがない。

松村:そう! 岡田麿里作品って色々あったじゃないですか。もう歴代の作品が大好きでもうどんだけ号泣したかって思って、その主題歌っていうのは本当に大事じゃないですか? もうあのう、、、どうしよう…。アニメにとっての主題歌って本当に顔のようなものなのでそのプレッシャーを本当に感じていたので、今日もここになんで私が立ってるんやろうっていう、この映画に関われただけでもすごい嬉しいことなのに、もうなんか代表してここに立って、”どうですか?”って聞かれているのがすごく、嬉しくて…(泣)。エヘヘヘどうしよう! 涙が出てきます(笑)。

MC:まさかの1つ目の質問で泣かれると思ってなかったんですけど。

<客席:拍手>

MC:皆さんも嬉しかったと思いますが、主題歌「今、話したい誰かがいる」が決まったときに松村さんと一緒にいた方とかいらっしゃいますか?

衛藤:さゆりんは普段のレッスン着から『あの花』のTシャツで。
松村:全部そろえてるんですよ。
衛藤:いつもそれを着ているくらい大好きなんですよ。私たちも大好きなんですけど、特に大好きなのがやっぱりさゆりんで。
松村:実は『ここさけ』のTシャツもできると聞いて、映画館に買いに行って持ってるんですよ。今日も持ってきました、実は。

MC:今日は着れませんけどね。

松村:ウフフフ残念。この衣装(制服)だったんで着れなかったんですけど。
衛藤:それを着てるさゆりんが早く見たいなって思います、レッスンとかで。
松村:ウヘヘヘヘヘ(笑)。

MC:とりあえず今皆さんに伝えたいのは、すごい作品の主題歌を担当することができてリ
アルなアニメファンとして涙が出るほど嬉しいということでよろしいですか?

松村:その通りでございます。

MC:『あの花』のことは若い世代の方はマイ・ストーリーだって思っていた方も多くて、その方々が待ち望んでいた新作に関われたわけですから。

松村:製作発表があった段階ですごい話題になっているってことも知っていたので、そのたくさんの皆さんの期待を背負いながら、でも今回の私たちの曲もちゃんと皆さんの期待に沿えたものができたんじゃないかと思うので、この曲もひっくるめて作品だと思ってもらえたらいいなって思います!

MC:実際にそうだと思うんですよ。で、これ松村さん1人のトークショーになってしまいそうなんで、、今回の曲の中で『ここさけ』のイメージやリンクを表わしているなと思うところを秋元さん、教えていただけますでしょうか。

秋元:そうですね、主人公の順ちゃんは言葉で人を傷つけてしまったことから卵の妖精に口を封じられて言葉を発せられなくなる呪いをかけられてしまうんですけど、そのことと主題歌の歌詞の中でリンクするなって思ったのが、えっと、(アカペラで)♪何も欲しいと言わなければ永遠に傷つかずに済む♪
松村:あれ?そんな歌でしたっけ?
秋元:え? 合ってると思う。ちょっと風邪気味で調子悪いですけど。
齋藤:何で歌ったの?

<客席:爆笑&拍手>

秋元:そこがスゴいリンクしてるんですよ!

MC:その歌詞の部分に秋元さんは深いつながりを感じる?

秋元:そうですね、やっぱり自分から欲しなければ傷つかないんですけど、でも人は何かを欲しくなってしまうので、(劇中の主人公が)言葉を発しようとするとお腹が痛くなってしまうという、苦しい矛盾というか、そこが曲とすごくリンクしてるなって思いました。

MC:普段から言いたいことを言って生活している人なんていないですもんね。

秋元:そうですね。私も親とかにも相談とかなかなかしない人なんで、この映画を観て順ちゃんの気持ちに共感して、自分と重ね合わせながら観ることができたので、今言えてないことがある人とかは共感しながら観られるんじゃないかなって思います。

MC:そうですね。言いたいことが言えないという悩みにきっと答えてくれる作品だったと思います。そしてもう1つの特徴が舞台が秩父であるということがあります。映画の中にもリアルな風景がたくさん出てきますが、今回CDジャケットの撮影を秩父で実施したということで、実際に行かれての印象を深川さんに伺ってみたいと思います。

深川:乃木坂のCDジャケットの撮影とはまた別にメンバーの西野七瀬ちゃんと『ここさけ』の公開記念特番で秩父にお邪魔させてもらったんですけど、西武秩父駅にも『あの花』とか『ここさけ』の垂れ幕が掛かっていたりとか、すごく盛り上がっていましたし、聖地巡礼も少しさせていただいて、本当に景色が綺麗で聖地巡礼が終わったあと、また秩父に行きたいって心から思いました。

MC:映画の中で、特に印象的だった風景は?

深川:えーなんだろう。ネタバレをしない程度にですよね(笑)。

MC:ストーリーにはさわらないで。

深川:ハイっ! 風景としては『あの花』とも少しつながりがある場所なんですけど、羊山公園のあたりが『ここさけ』でもキー・ポイントになっていましたし『あの花』にも出てくる場所だったので、是非皆さんにも行ってほしいなって思いました。

MC:映画の中では生徒たちが地域の人にミュージカルを見せるために奮闘しますが、今日ご登壇のメンバーの中で、もし地域交流会みたいなところでミュージカルをやるとなったら、それぞれどんな役割を果たしてくれそうか、高山さんいかがですか?

高山:やっぱり一番大事なのは主役ですよね。私は、主役はちょっとダメですね。主役は嫌だけれどもせっかく舞台をやるとなったら出たい気持ちもあると思うんですよ。なので、準主役くらいで一番セリフが少ない役をやりたいなって思います。

MC:結構出ますね。

高山:そっか、結構出ちゃうな。

MC:主役は誰だと思いますか?

高山:やりたい人って今聞いたら秋元真夏が手を挙げると思うんですけど、やりたい人~?
秋元:ハーイ!

MC:挙げた瞬間に全員に「やっぱりな」っていう空気が漂いましたけど。

松村:でも真夏は絶対無理ですよ。だってさっきの歌めっちゃ下手やったもん。
秋元:あれーっ!
高山:そっかミュージカルとなると、あー、みさみさ(衛藤)とかミュージカル経験あるから。
衛藤:でも1人で歌うのはちょっと恥ずかしいなー。真夏と一緒にやりたいです。
秋元:なんか私際立っちゃいません? 大丈夫ですか?
松村:腹話術みたいにしたらええんちゃう? 真夏が踊って美彩が歌うみたいな(笑)。
齋藤:真夏が踊ってって、真夏踊るのも下手じゃん!
秋元:どーしよう、なんもできない(笑)。
高山:飛鳥は何やりたい?
齋藤:私も主役はちょっと向いてない。主役は皆にやりなよって言われてやる子がいいと思うし。

MC:今のソレ秋元さんを真っ向から否定しましたよね?

齋藤:違う違う(笑)、真夏もいいと思うけど、あのー、何だろうな、真夏はイジるってかたちでみんなからの愛をもらってるけど、違うかたちでみんなに愛されている子? だから私とかはたぶん無理だから、まいまい(深川)とか、(星野)みなみとか。
松村:みなみちゃんさっき順ちゃんいいなーって言ってなかった?
星野:えーっ! でも私セリフ覚えるのが苦手なので。
衛藤:みなみは「16人のプリンシパル」っていう私たちの舞台で台本を舞台で持ったまま出ちゃったすごい女の子なんですよ。
星野:いや色々あったんですよ。そこは話すと長くなるんですけど。私は動物とか「ワンッ」とか一言もらえるくらいの準主役みたいなのが。。
(全員一斉に):どんな準主役だよ(笑)!

MC:セリフは少ないけれども舞台にはやっぱり立ちたいと。

星野:立ちたいですね。

MC:じゃセリフは覚えられるという前提だったら主役をやってみたい?

星野:でも普段、あんまりそういうタイプじゃないんで舞台だからできるっていうのもあるのかなって思うとやってみたいなって思います。

<客席:拍手>

高山:すごい! みんな笑顔だお客さん!
衛藤:衣装をまいまいに作ってもらいたいなっていうのはあります。もちろん表にも出るし、みんなの衣装、どうですか? まいまい。
深川:私、自分がやるってなったら裏方で衣装を作りたいって言おうとしてたんですよ。だからすごい嬉しいです、言ってもらえて。
高山:まいまいの衣装がいい!
衛藤:まいまい、そういうのがすごく上手なんですよ。任せたいです。
深川:私、まっつん(松村)には脚本を書いてほしい。いっぱいアニメを観ているので、まっつんなりの面白いお話ができそうだなって。
松村:そんなん、任せてもらえたら、もう何日も寝ないで書く。
全員:マジでー!
松村:みんな今のキャラと全然違う人間を演じさせたい。
高山:今と違うキャラでやりたいね。

MC:なんかラブストーリーとかじゃなくて動物がいっぱい出てくる話みたいになりそうですが、どうですか?

松村:『ここさけ』では言葉が大事じゃないですか? 動物の役で全部“動物語”で劇をやってどれだけ皆さんに伝わるのかっていうのをやってみたい。

MC:「アニマルプラネット」みたいなそういう作品ですか?

松村:そう、より一層言葉の大切さが皆さんに伝わるんじゃないかなって思いますね。

MC:完全に別作品の舞台挨拶になってますね。では最後に一言ずつお願いします。あ、その前に田中将賀デザインについて何か言いたいことがありますか?

松村:あー! 皆さん観る前なのでわからないと思うんですけど本当に順ちゃんがかわいすぎてキュン死にしそうなところがあるのでそこは注意してください(笑)。来場者プレゼントのここさけ乃木坂オリジナル・ポートレートは、今回のために撮り下ろした新しいやつなのでいつもとはちょっと違った雰囲気でみんなの素の感じが見られるかなと思うので、皆さんよかったらもらいに来てください。お願いしまーす。

MC:何となく松村さんからご挨拶いただいたみたいになりましたが、では秋元さんから最後に一言ずつお願いします。

秋元:今日はお越しいただきありがとうございます。今から『ここさけ』を観ると思うんですけど、今私たちが話したことで映画が楽しみになってくれたんじゃないかなってちょっと期待しております。映画を観たら誰かに何かを話したくなるんですよ。たぶんこの映画が大好きだっていう気持ちを伝えたくなっちゃうんで、観る前に先に大好きっていうのを皆さんで言って終わりたいなって思うんですけど、私が『ここさけ』って言ったら「大好き」って言いません?

<客席:拍手>

秋元:ありがとうございます。じゃあいきますよ! 『ここさけ』!

<客席:大好き!>

秋元:ありがとうございます! 楽しんでください。

衛藤:今ので締めみたいな感じで(笑)、、『あの花』を私も全部観させていただいたんですけど、そういうファンの方もたくさんいらっしゃるっていう作品の主題歌をやらせていただくっていうのは、さっき松村も言ったんですけど、プレッシャーも確かにあるんですが、この映画と共に私たちの新曲も一緒に成長して皆さんと一緒に作っていけるような曲になったらいいなと思っているので、映画も主題歌も両方よろしくお願いします。この後、映画楽しんでください。今日はありがとうございました。

齋藤:この30分の間で『ここさけ』の魅力を伝えきれたかどうかちょっと不安なんですけども、私は普段、青春ものの映画ってあまり観ないんですけど、そんな私でも『ここさけ』はもう1回観たいと思えるほど素敵な作品だったので是非皆さんも2回も3回も観て、それでついでに乃木坂の曲もいいなってちょっとでも思っていただけたら嬉しいなって思います。今日はありがとうございました。

高山:素晴らしい作品に関わらせていただいて本当に嬉しく思っています。これから映画を観る方に私がオススメしたいのは、主人公の順ちゃんの色んな想いとかもあるんですけど、その周りのみんなの優しさに私はすごく感動しました。そこにも注目して観てほしいです。これから私も周りの人に感謝して、言葉の大切さとか考えながら毎日過ごしたいと思います。映画、楽しみにしていてください。ありがとうございました。

深川:この映画は観る人によってどの登場人物に共感するかっていうのも変わってくると思うし、皆さんも色んな感情を持つと思うんですけど、とても心が温まる素敵な映画なので約2時間楽しんでください。今日はありがとうございました。

星野:今日はありがとうございました。『ここさけ』の本編でも泣いて、その後に乃木坂の『今、話したい誰かがいる』が流れたときに絶対に皆さん泣いちゃうと思うので、ハンカチとかを持って最後まで観てほしいなって思います。ありがとうございました。

松村:この作品は、学校内で繰り広げられる学生たちの青春が詰まっていて、私個人的には青春感では『あの花』を超えたんじゃないかなって思っているので、この子たちの青春ストーリーに、成長速度に、私たち乃木坂46も乗れるように一緒に成長していけたらいいなって思います。本日は本当にありがとうござました。

全員:ありがとうございました!!

2015年10月17日 お台場シネマメディアージュ