【全起こし】日本初”泣けるVR”映画『交際記念日』で武田玲奈と甘酸っぱい高校時代を体験

22

バーチャルリアリティ(VR)映像を視聴体験できるサービス、VR THEATER 1周年記念作品となるVR映画『交際記念日』完成披露試写会に、窪田崇監督と主演の武田玲奈が登壇。その模様を全文掲載する。

MC:それではゲストにご登場していただき、日本初の”泣けるVR”映画『交際記念日』についてお伺いしたいと思います。まずは武田さん。

武田:主演を務めさせていただいた武田玲奈です。本日はお越しいただき、ありがとうございます。今日は実際に『交際記念日』を体験できるとのことなので、皆さんどうぞ楽しんでください。宜しくお願いします。

MC:ありがとうございます。では監督お願いします。

窪田:監督の窪田です。本日は宜しくお願いします。

MC:では、さっそくお話を伺っていきたいのですが、武田さん、本作のあらすじについてお話しいただけますか。

武田:舞台は高校最後、卒業間近の春です。私は西銘駿さん演じる太一と密かに交際している沙耶という女性を演じました。2人には特別な記念日があるのですが、沙耶には悲しい過去があって…という物語です。

MC:監督はこれまでにVR映画を撮ったことはあったのでしょうか。

窪田:いや、ありませんでした。ただVRは今、すごい話題になっていますし、今後どんどん増えていくと思ったので、ぜひ一度チャレンジしてみたいと思いました。

MC:実際に挑戦されてみて、通常の映画を監督するのと違いはありましたか?

窪田:360度視界があるのは大きいですね。視野に入るものを全部つくり込まなければならないし、カット割りもできないので、ワンシーン&ワンカットに近い映像になっています。その辺は武田さんにも辛抱して頑張っていただきました。あと映り込みの心配があるので、撮影中はスタッフが周りにいられない不自由さはありました。普通の撮影に比べると大変な部分もありますけれども、やりがいもありましたね。

MC:ちなみにスタッフはその時、どちらにいらしたのですか?

窪田:武田さんと西銘くんだけ置いて全員遠くで見守っていました。

武田:演技が終わっても分かってもらえなくて、「終わりました~」って大声で言いましたよね(笑)。

窪田:そうそう。それでも中々声が届かない位置にいたので、どうしたらいいか分からない感じでした。

33

MC:武田さんは演じるうえで気をつけた点などありますか?

武田:いつもとカメラが違うので距離感を意識しました。

窪田:広角カメラなのですごく近い感覚になります。

武田:カメラとこんな近い距離で演技をしたことがあまりなかったので、ちょっと不思議な感覚でしたね。

窪田:360度見られることと空気感を大事にして撮影しました。武田さんにも演技演技しないように普段接するような感じを出してもらっています。普通の映画の切り取られた空間ではなく360度の視点を体験していただくと、臨場感が相当違うと思いますよ。泣けるという意味では、普通の映画を越えていけるのではないか、という可能性を感じています。

武田:泣けるVR映画ということで少し難しかったのですが、高校生ならではの甘酸っぱさとか切なさとか感じられる、すごくキラキラした映画に仕上がっています。皆さんが一緒に高校生活を楽しんでいただけたらと思います。

MC:では最後にメッセージをお願いします。

窪田:新しいジャンルの映像になっていると思います。ぜひ、泣けるVR映画『交際記念日』を見てください。宜しくお願いします。

武田:5月1日から全国のVR THEATERで公開されます。皆さんぜひ、体験しにいらしてください。宜しくお願いします。

MC:VR映画『交際記念日』主演の武田玲奈さん、そして窪田崇監督でした。皆さま、本日は本当にありがとうございました。

11

VR映画『交際記念日』
5月1日より全国のVR THEATERにてロードショー

(C) 2017「交際記念日」プロジェクト