【全起こし】『トモダチゲーム』吉沢亮「とにかくモテモテの役です」「(内田が)“そんなのかんけーねぇ”みたいな変な動きをしていた」内田理央「みんなが震えていたので前の晩に見た『ビリーズブートキャンプ』を伝授しようとしたんです(笑)」

原作・山口ミコト、作画・佐藤友生によるコミック「トモダチゲーム」をTVドラマ化。のちに劇場版の公開も予定されている本ドラマの完成披露イベントが行なわれ、主演の吉沢亮と内田理央が登壇した。

吉沢は、『仮面ライダーフォーゼ』の仮面ライダー メテオ役で人気に火が付き、数々のドラマや映画に出演。今年2017年には、実写版『銀魂』(沖田総悟役)、実写版『斉木楠雄のΨ難』(海藤瞬役)、2018年には岡崎京子の『リバーズ・エッジ』の実写化映画で二階堂ふみとの共演も発表され、話題作が控える注目株。内田は「日テレジェニック2010」に選ばれ2014年には『仮面ライダードライブ』で女優デビュー、ファッション雑誌「MORE」の専属モデルを務めている。まさに旬な2人が初々しい姿を披露したトークの模様を全文でお届けする!!

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MC:本日はお忙しいなか、『トモダチゲーム』ドラマ版完成披露イベントにお越しいただきまして、まことにありがとうございます。早速、お呼びしたいと思います。ドラマ『トモダチゲーム』の出演者の方々です。みなさま大きな拍手でお迎えください。どうぞ! 主演の吉沢亮さん、そしてヒロインの内田理央さんです。それではご挨拶をいただきたいと思います。まずは吉沢さんお願いします。

吉沢:はい、みなさん、こんばんは!(こんばんはー!!)。本日は誠にありがとうございます。『トモダチゲーム』片切友一役を演じさせていただきました吉沢亮です。やっと今日初めて皆さんに見ていただけるということで、今からちょっと吐きそうなくらい緊張しています。今日は最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。内田さんお願いします。

内田:はい、みなさんご来場ありがとうございます。『トモダチゲーム』沢良宜志法役の内田理央です。先ほど私も1話を先に見させていただいたんですが、めちゃめちゃかっこいい作品になっていますのでみなさんどうぞ、お楽しみに。今日はよろしくお願いします。

MC:よろしくお願いします。ドラマ『トモダチゲーム』は4月よりTVKほか全国8局にて全4話でスタートいたします。GYAO!で4月12日より見逃し配信が決定しておりますが、本日は放送を前に映画館の大スクリーンで完成披露イベントとしてひと足先に第1話をご覧いただくことになります。なおティザービジュアルに続き、ドラマ版のポスタービジュアルが完成いたしました。劇場の入り口にも掲示しておりますのでお帰りの際にぜひご覧いただければと思います。それでは吉沢さん、本日初めて『トモダチゲーム』を見ていただくことになりますが、今のお気持ちを聞かせてください。

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吉沢:いやーもう、ドキドキですよね。

内田:そうですね(笑)。

吉沢:僕も先に見させていただいたんですけども、本当にすごくかっこいい作品になっていて、なかなか面白いものができたなーと、みんなで頑張った甲斐があったなーというふうに思ったので、ぜひとも早く見ていただきたいなと思っています。

MC:ありがとうございます。内田さんいかがでしょう。

内田:去年の年末に、3部作(ドラマと劇場版2作)全部いっきに撮影しまして、だから早く最後までみなさんに見ていただきたいなという気持ちです。

MC:ありがとうございます。ここからお2人にお話を伺っていきたいと思いますが、ドラマと劇場版を同時に撮影されたとお聞きしていますが、かなりの撮影の量になったと思います。撮影現場で最も大変だったことはなんでしょうか。

吉沢:大変だったこと…寒かったよね?

内田:いやほんっと寒かったですよね(笑)。

吉沢:すっごい寒くて、いろんなシチュエーションで
撮ったんですけど、ひたすら寒く、なんかカイロとか30枚ぐらい体に貼りまくって撮影してました(笑)。

MC:多いですね。

内田:でも本当に30枚ぐらい貼って、ヒートテックみたいな下着も4~5枚中に着込んで。

吉沢:それでもね、寒かったんで。あとはスケジュールが、ドラマの劇場版も全部1カ月間ぐらいで撮ったんで、かなりタイトだったっていうのもあって、みんな体力勝負でしたね。

内田:体力勝負でしたね。心理戦もあり、セリフも吉沢君はすごく多かったので。

吉沢:説明ゼリフがやっぱりこういう作品なんで多くて覚えるのがだいぶ大変でした。

MC:覚えるコツとかあったんですか?

吉沢:撮影が夜中に終わって、次の日、朝早くても(共演の)山田(裕貴)君と2人でホテルで2時間ぐらい読み合わせして、山田裕貴君にすごく助けられたなっていう印象ですね。一緒に頑張りました。みんな作り上げたって感じでしたね。

MC:ここで作品についての説明を少しさせていただきたいんですが、2014年から「別冊少年マガジン」にて原作・山口ミコト、作画・佐藤友生のタッグにより連載がスタートした漫画「トモダチゲーム」。仲の良い高校生グループが高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼の心理戦と頭脳プレーを駆使して挑戦していくといった内容です。人気の「トモダチゲーム」をドラマと映画2部作で実写化されます。まずはドラマが4月から放送スタートとなりますが、吉沢さんの役柄を教えていただいてよろしいですか?

吉沢:そうですね、あまり深いことは言えないですけど、僕の役、片切友一は両親がいなくて貧乏な学生で、学校以外の時間は新聞配達してたり、家で内職してたり、高校生らしからぬ生活を送っているんですが、そんななか、すごく仲の良い友達と学校生活を楽しんでいるなかで「トモダチゲーム」というものに巻き込まれていってドンドン彼の持っている闇みたいなものが出てきたりとか、かなり機転の利いた思考でドンドン…あんまり言うとなんかちょっと、ネタバレになりそうですね(笑)。これ以上言うと、ハイ。ホントになんか、、(内田を見ながら)どうですか?

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内田:でも、すごくモテモテな役ですよね。

吉沢:あ、そうです。モテます♥友一君。かなりモテます、登場人物のなかでね。

内田:モテモテですね。

MC:とにかくモテる役ということですね。

内田:(笑)

吉沢:そういうことにしておいてください。ま、本当にそんななかで「トモダチゲーム」というものに巻き込まれつつも、いろんな機転を利かせて乗り越えていくという役ですね。

MC:はい、ありがとうございます。内田さんはどんな役柄だったでしょうか。

内田:私は、沢良宜志法という、お父さんが警察官ですごく正義感が強い、クラスで実権を握っているような女の子なんですが、ちょっとあやしい面もあり、また言えないですね、これも。

MC:ネタバレになる部分が結構あるので。これはみなさんに見ていただく以外ないですね。

内田:はい。

MC:先ほどは、ドラマ版と映画版をいっきに撮影されて大変だったことを伺いましたが、逆に楽しかったことなどあれば教えていただけますか?

内田:あ、みんなでクリスマスを。

吉沢:やりましたね! クリスマスもずっと撮影だったんですけど、クリスマスの日にね。

内田:スタッフさんが、チキンとクリームシチューと。

吉沢:なんかいろいろかなり豪華な。

内田:はい、ケーキとかも用意してくださったんですよね!

吉沢:そういうケータリングとかを用意してくださって、みんな終わりの方で体力の限界が近づいているなかで、そうやってスタッフさんが現場を温めてくださって、「ここからまた、最期に向けて頑張ろー!」みたいなね。

内田:あれちょっと嬉しかったですね。

吉沢:感動しちゃいましたよね。

内田:感動しました。クリスマスの日が撮影だとちょっと寂しいなって思うじゃないですか。だからすごくスタッフさんの心遣いが嬉しかったです。

吉沢:嬉しかったです。かなりいいクリスマスでしたね。

MC:サンタさんの役とか?

吉沢:あ、でもなんかトナカイみたいなのが、俺付けてたな。

内田:そう、付けてました!

吉沢:付けてましたよね(笑)。

MC:忘れてたんですか?

吉沢:付けてましたよね。結構男子メンバーとかは。帽子とかトナカイのツノみたいなのとか付けたりしてね。

内田:学校で撮影だったので、家庭科室みたいなとこころでみんなで食べたんですけれど、すごく、こわもてのドライバーさんがいてそのドライバーさんが、いっつも美味しいお料理を提供してくださるんですよね。

吉沢:本当に優しい方でしたね。
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MC:なるほどありがとうございます。ぜひ吉沢さんのトナカイの姿も見てみたい気もするんですが。

吉沢:いやいやいやいや。

MC:そんな苦楽をともにしたお2人なんですけども、お互いの印象、初めて会ったときと撮影を終えたあとの印象は変わったりしましたか?

内田:どうでしょう。私は吉沢君ってクールなイメージがあったんですが、撮影中とか現場ではムードメーカーで。

吉沢:そうですか?

内田:はい(笑)。ムードメーカーでした、めちゃめちゃ。
MC:ご本人、ピンとこなかったみたいですけど。

内田:かなりムードメーカーでした。たぶん(笑)、ウフフフ。

MC:何が面白いんですか(笑)?

内田:(笑)。たぶん。スタッフさんにもキャストにみんなにも、友達ですごく仲良い役だったので、一人ひとりに面白く声を掛けてくれて(笑)。

吉沢:恥ずかしいな。山田君とか(大倉)士門君がかなりおちゃらけてる人というか、だいぶ面白い、それこそムードメーカーみたいな人たちだったから、そこの2人に乗っかってるっていう感じでしたけど僕は。
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MC:吉沢さんは内田さんの印象はいかがでしたか?

吉沢:そうですね、内田さんの印象は、初めてお会いしたときに俺の本読みかなんかのときで、本当にさらっと挨拶だけさせてもらったときに、すごいモコモコのふわふわした服を御召しになられていて。

内田:はい、着てました。

MC:“御召しになられて”いたんですね?

吉沢:ふわふわしてる方なのかなと思ったんですけど、本当可愛らしい女性的な方だなーって思っていて、でも、結構“天然”ですよね?

内田:いや、結構しっかり撮影をこなしたつもりなんですけど(笑)。

吉沢:撮影はそうなんですよ、ちょくちょくなんか“天然”なところが見えたりして、なんか撮影中になんかすごい変な動きをしていて、なんかダンスなのか、なんか変な動きをしていて。

内田:違うんです(笑)。

MC:ちなみにどんな動きなんですか?

吉沢:なんか“そんなのかんけーねぇ”みたいな動きをしていて(笑)。どうしたんだろうと思って、「どうしたの?」って聞いたら。「寒い」って言ってて。寒いから動いてるって。

内田:そう、本当に極寒で、もう考えられないぐらい極寒だったんですよね?

吉沢:本当に寒かったですね。

内田:寒くてみんな震えてきてたから、体を動かさないと死んでしまう!て思ってちょうどそのときTVで前日に「ビリーズブートキャンプ」をやっていたのを見てたので、それをみなさんに伝授しようと思ってやりました。

吉沢:すごい変な動きをしていて。

内田:“かんけーねぇ”じゃなくてこういう。(と実際にやって見せて場内爆笑)

MC:急にそれやられたらビックリしますよね。

吉沢:かなり面白い方だなと。

MC:ありがとうございます。もうひとつお聞きしたいんですけど、お2人にとってお友達とは、どういった方のことを言いますか?

吉沢:いろんなタイプの友達がいると思うんですけど、僕は地元の友達といまだに仲が良くて、東京なんですけど。本当に小学校の頃からの仲だったりするんで、なんかもう空気みたいな存在になってます。一緒にいてもいなくても変わらないんだけどいないと寂しいみたいな。別に一緒にいたって何をするでもないんですけど、なんかもう生活の一部になっているというか、もう吉沢亮という人間の一部になっているぐらいの存在になってますね。

MC:素晴らしい友達をお持ちなんだなって分かりますね。

吉沢:安心感みたいな

内田:しんか?

吉沢:安心感です。

MC:内田さんはいかがでしょうか。

内田:私は、本当に全部言える友達は高校のときにできた一人の友達しかいなくて、もうずーっとその子と暇があれば電話したりするんですけど、その子が大変になったときに、もう“死”と“友達”かって言われたら“死”を選んでも、違う間違えた(笑)。死んでも友達を助けられるぐらいの人が友達だなって思います。

MC:急に笑いながら“死”って言ったんで、すごく怖かったです。

吉沢:だいぶ衝撃的でした。

MC:友達の辛さも自分のことのように思えるという。

内田:まぁそんな感じですね。

MC:ありがとうございます。そんな存在のお友達と作品のような「トモダチゲーム」に参加することになった場合、お2人は演じた役柄とまったく同じ行動をするのか、どんな行動をすると思いますか?

吉沢:無理でしょうね。まず友一と同じような行動を取れる人はいないと思うんで。でも友一は本当にそういう場所で機転が利いていろんなことができるんですけど、僕はテンパっちゃって何にもできないと思います。

内田:どうでしょうね。でもその辺の友達だったらちょっと裏切っちゃうかもしれない(笑)。なんか難しいですね、友達の枠っていうか。どこから友達って呼べるかっていうところに迫ってきますよね。

吉沢:それは間違いないですね。

MC:高校時代の仲の良いお友達だった場合は。

内田:だったらもう“死”を選んでも助けに行きます。頑張ります。

MC:内田さん、若干重いですね(笑)。

吉沢:でもなんか、もらえるとかだったら裏切らずやれると思うんですよ。これに勝てばお金をもらえるとかだったら友情みたいなものを貫けると思うんですけど、まったく知らない借金を自分が背負わなきゃいけないっていう、負けた場合。

MC:結構とばっちりに近いですもんね。

吉沢:そうなんですよ。それはだいぶ裏切る可能性が高くなってきますよね。

MC:そうですよね。ということはお2人とも裏切るということでよろしいですか?

吉沢:勝っても±0ってことですもんね。それは裏切るかもしれないですね。

MC:ありがとうございました。ではこれから第1話をご覧いただくドラマ版の見どころを教えていただけますでしょうか。

吉沢:ドラマ版から話が始まっていくわけなんですけど、これから見ていただく1話は、この「トモダチゲーム」に参加する5人組の温かい友情みたいなものを感じていただきつつ、これからこの友情がどんなふうに壊れていくのかっていうことを想像しながら見ていただけたら面白いんじゃないかなと思うので、それぞれの目線だったりとか、いろんな細かい表情とかでいろんな発見があると思いますので、いろんなところに目を向けながら見ていただけたらいいなと思います。

MC:ありがとございます。内田さんお願いします。

内田:3部作ということでこれから先長いので、みなさん一つひとつのセリフだったり表情を見逃さないように、誰が裏切り者かっていうのを同じ友達のチームに入ったような気持ちで見てくださると嬉しいです。

MC:ありがとうございます。先ほどもお伝えした通りドラマは4月から放送になりまして、そのあと映画2部作がありますが、本日なんと映画第1作の公開日が決定いたしました。お2人から発表をお願いしたいと思います。

吉沢:『トモダチゲーム』劇場版は6月3日(土)にて

内田:シネリーブル池袋など全国順次ロードショー決定しまーした。

MC:ありがとうございます。よかったです、内田さんがちゃんと覚えていてくれて。

吉沢:難しいよね。緊張するよね。

内田:さっきからずっと、このためだけにずーっと緊張してました(笑)。

MC:いや素晴らしかったと思います。ありがとうございます。そして、本日第1話を見て、4月からの全4話をご覧いただければ6月3日(土)から公開する劇場版も見たくなると思いますので劇場の方にもぜひ足を運んでください。よろしくお願いいたします。

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2017年3月27日(月) ユナイテッド・シネマ豊洲

ドラマ『トモダチゲーム』
★2017年4月からtvkほか全国8局で放送開始!
GYAO!にて4/12(水)27:00より見逃し配信スタート!
http://gyao.yahoo.co.jp/

演出・脚本:永江二朗 脚本:佐上佳嗣
出演:吉沢亮 内田理央 山田裕貴 大倉士門 根本凪 上野優華 天月-あまつき- 久保田悠来