【全起こし】『牝猫たち』TEAM NACS音尾琢真「”前貼り”情報は戸次重幸さんから、玉の方が破れました(笑)」

白石:ちょっとだけ作品に踏み込みますけど、(濡れ場的な)そういうシーンがあるわけじゃないですか。で、女優さんも知っている方だったりするじゃん?
音尾:そうですね。実際には初めてお会いしたんですけども話していたら、よくお世話になっている友達が、同じくすごい仲が良いということを聞いて、友達の友達は友達だってなりました。それまでは、心の中でどこかにイヤラシイ気持ちもね。俳優ですよ、仕事だし、でもなんかこう、綺麗な方だし、どんな…その…いろいろね、そんな男心もあったりするわけですよ(笑)。ワタクシは醜い人間なものですから(会場笑い)。でも友達の友達って聞いた時に、「よし仕事だ!」って思いましたね(会場笑い)。
白石:なんか準備したことはあったんですか?
音尾:前貼りとかちゃんとしたことないなあと思って。ちょうど同じ頃にTEAM NACSの戸次重幸さんが、「昼のセント酒」というテレビドラマに出ていて、ずっと風呂入るだけなんですけど、ずっと前貼りをしていたそうで。前貼りの情報を聞いたら、「そんなにグルグル巻きにして、そこから囲むんだ?」みたいな感想を持ちました(笑)。いざ現場に行って、助監督さんに渡されたのが「ガーゼ2枚」(会場笑い)。そうか、こんなもんか(笑)。くるむのはこの程度でいいのか?と思って(笑)、戸惑ったものでございます。「くるみきれるかな?これくらいで」って思ったんですけど(笑)、ま、くるまりましたね(笑)。(会場大爆笑)もう、ネタバレしちゃうから、どんな話をしていいか分かりませんよね(笑)。
白石:作戦は練ったの?
音尾:見せ場は女優さんの見せ場になると思うので、とにかく綺麗でとにかく美しく、そしてとかくにエロスを見せたいと思いました。なによりもそこをアシストできればなあと思って。実際にできたものを観てみたら、エロかったですねえ。他のシーンに比べても僕のシーンがダントツにエロかったですねえ。
白石:僕の感想を言っていいですか? 濡れ場撮影前、段取りの打ち合わせしている時の音尾琢真は、俳優を忘れて、ほぼプロの男優さんでしたよね(笑)。
音尾:あっちの(AV)男優さんの方ね(笑)。
白石:プロでしょう、「なんでこんなこと知ってるの?」みたいなこともあったし。
音尾:局部を映せないわけじゃないですか。映っちゃうとモザイクが入っちゃって、観る人は「モザイク入るんだ」っていう感想に落ち着く。じゃあ、局部を映さないでどれだけエロスを見せられるかと思ったんですよ。
白石:イク時に目を流してからの……、とか、なにアレ?どこで勉強したの?
音尾:それは先輩、40年で培ったものなんですよ(笑)。
白石:本当に参りました。言うことなし!

IMG_4388