MC:ありがとうございます。ここでお時間ということでございます。それでは最後に、監督、キャストを代表しまして、杉咲さんと新田さんよりご来場の皆さんに挨拶をお願いしたいと思います。まずは新田さんからお願いします。
新田:『十二人の子どもたち』…あれ?
(会場爆笑)
MC:そうするとすごくほのぼのとした話になってしまいます(笑)。ほのぼのしちゃいますよ!
新田:映画『十二人の死にたい子どもたち』、僕の役はシンジロウという役で、この物語で推理をしていく役なんですけれども、皆さんもこのミステリーを解けるか、自分で推理しながら観るのも楽しい見方じゃないかなぁと思います。ぜひ楽しんでください!
MC:ありがとうございます。では最後に杉咲さん、お願いします。
杉咲:寒い中、今日は来てくださってありがとうございました。自分にとって自信を持って映画を観てくださいと言える作品ができて、そんな作品をこうしてみんなで今日無事に完成披露を迎えられて、皆さんにやっとお届けできたことをすごく嬉しく思っています。この映画は、タイトルや予告編、ストーリーを見てくださった方はもうわかってくださっていると思うんですけど、衝撃的な内容なのはもちろんそうなんですけど、ひとくくりにできないといいますか、アクションもないし恋愛も描かれていないのに、ハラハラ、ドキドキしたり、くすっと笑えたり心がキュッとしたり、そんな素敵な、ひとくくりにできないのがこの映画の不思議なところだと思っていて、個人的に私は意外な仕掛けがいっぱいある秘密箱のような映画になっているんじゃないかなぁと思っています。この映画の衝撃の、とっておきのラストを、たくさんの方々に楽しんでいただけたらなぁと思います。今日もし映画を観て気に入ってくださった方がいたら、皆さんの大事な方とか家族とか友達とかにおすすめしてもらえたら嬉しいです。今日はありがとうございました。
MC:ありがとうございました!以上で映画『十二人の死にたい子どもたち』ジャパンプレミアイベントを終了させていただきます。キャスト、監督の皆さまでした。ありがとうございました!
『十二人の死にたい子どもたち』
1月25日(金) 全国ロードショー
監督:堤幸彦
原作:冲方丁「十二人の死にたい子どもたち」(文藝春秋刊)
脚本:倉持裕
主題歌:The Royal Concept「On Our Way」(ユニバーサル ミュージック)
出演:杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜 橋本環奈 吉川愛 萩原利久 渕野右登 坂東龍汰 古川琴音 竹内愛紗
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”、怯えながら“殺されるのか”。監督・堤幸彦が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。
©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会