MC:わかりました。続いて参ります。「この人には負けたくないというライバル視をしている人がいる」。それではスイッチをお願いします。…4人。思ったより多いのか少ないのか。監督から見てどうでしょう?
堤:多いんじゃないですかね?
MC:監督から見てこの人はこの人とライバル関係にあるとか…。
堤:どうかしらねぇ…いやぁ、そこまでは私はわからないなぁ…。私は現場にいるとほとんど部屋から出ていかないんですよ。
新田:監督、天の声さんになるんですよ。
堤:そうそうそう。だから本当のところがどうなのかというのはなかなか目撃できないんですよね。一人でご飯を食べてる人はいますけど。
新田:……あぁ!!俺だ!!すいません、もうちょっと早く反応するべきでした。すいません。
MC:何なんですか、今の話は!(笑)。
堤:皆さんに聞いてもらったらいいんじゃない?
北村:4人いるって。
堤:ボタン押した人!
渕野:たぶん坂東は押したな。
古川:坂ちゃんは押したね!
北村:野心家だもんね。
坂東:押しましたよ!
MC:誰をライバル視してるんですか?
坂東:男子全員。
新田:なるほどね!
MC:役者として負けたくないというね。
坂東:負けたくないです。
堤:いい話だね。
MC:ありがとうございます。では、最後の質問になると思います。これはもう結果がわかっていると思いますが、「堤監督の次回作にぜひ出演したい」。それではスイッチをお願いします!
堤:これはもう12に決まってるじゃないですか。
MC:…0です!
(会場爆笑)
堤:お前ら!
キャスト陣:「おかしいなぁ」「押したはずなのに!」「あれ?壊れてる」
MC:(舞台からはける堤監督に対し)帰らないで!帰らないで!
(会場爆笑)
堤:これ、私のことを見切ったという人たちばかりですか?“十二人の見切った子どもたち”ですよ。
MC:杉咲さん!
堤:君もか!
杉咲:もう、あんな現場、耐えられないです!…っていうのは嘘なんですけど(笑)。
堤:ちょっと思ってるでしょ?(笑)。
杉咲:違います!(笑)。監督を騙そうということで、みんなでさっき話し合いして、あえて押さなかったんです(笑)。
堤:ひどい…ひどいな(笑)。
MC:映画の中のようにみんなで話し合いをして…。
杉咲:そうですね。
MC:そこで「やっぱりそんなのやめようよ」と言う人はいなかったんですか?
新田:一人もいませんでした。
杉咲:いなかったです。
MC:十二人の見切った子どもたち(笑)。監督、逆にそれだけチームワークがいいというね。
堤:はい。いいことだと思います。現場は本当に辛かったですね。ここだけの話、とにかく熱くて、スタジオでもいろいろあったんですけど、ロケの熱さたるやね…。(堤監督の後ろにあるモニターの数字が徐々に上がっていき、会場笑い)
北村:ごめんなさい、後ろで数字が上がっているのが気になっちゃって仕方ないので(笑)。
堤:あ!だんだん上がってる!
MC:10まで上がりましたよ!いまだに2人は押していない!
吉川:12になった!
堤:大変素敵な役者がずっと揃いました!
MC:拍手をお願いします!
(会場拍手)