MC:右足のソールが抜けてしまった。ありがとうございます。そして本作は、大きな決断をするために若者たちが集まるという設定ですが、皆さんが今までの人生における大きな決断をした場面があればぜひお聞かせください。順番にいきましょうか。杉咲さん。
杉咲:私は日々決断しているのですが、それは何かと言いますと、1日3回しかないご飯を食べられる時間が本当に大事で、いつも何を食べるかを本当に真剣に悩んでいるんですけど…。この前、サラダを食べんたんですね。ドレッシングを何にしようかなと思って、いろいろある中から選んで買ったんです。まぁそれが決断だったんですけど、ちょっと続きがありまして。
MC:ですよね!ですよね!
(会場爆笑)
杉咲:1回のサラダ用のドレッシングだったんですよ。折り曲げたらドレッシングが出るやつがあるじゃないですか。ケチャップとマスタードが入ってるみたいなやつを買ったんですけど、それを初めて使って。どうやって折るのかなぁと思いながらピュッ!とやったら、ドレッシングを浴びてしまいました(笑)。
北村:最初、決断の話で終わったよね?
杉咲:あはは!
北村:結局ヤバい話!(笑)。
杉咲:…以上です。
MC:ありがとうございます。続いて新田さんはどんな人生の決断があったんですか?
新田:人生の決断ですか?サラダとかでもいいんですか?人生の決断のほうがいいですか?
MC:サラダの決断でいくと12人プラス監督だとキツくなっていくと思うので…一旦サラダをおいておいて。
新田:人生の決断は、僕はロスで生まれ育ちまして、日本に拠点を移して日本で役者をやっていくと決断したのが、人生の一番の決断かもしれません。
堤:いい話だね。
MC:監督もいい話だと。悩みましたか?
新田:悩みませんでした!意外とすんなり。
堤:あはは!いい話じゃない(笑)。
MC:監督、「いい話じゃない」って急に言うのやめてください(笑)。
新田:あはは!
MC:結構サッと決めた?
新田:サッと決められましたね。決断する時はすぐに決める派なので、ズルズルいかないですね。
MC:今から考えても、あの決断は大正解だったかもしれないと。
新田:正解ならいいなと思っています。
MC:まさに大きな決断。北村さんはどうですか?
北村:僕も18の時に大学を目指して1年間ちゃんと勉強していたんですけど、もう1年、結局単位とかの問題で大学に行けないことになっちゃって、もう1年勉強して、映像も学びたかったので、大学に行くか役者をやるかという選択がありまして、それは決断でしたね。僕は芸能一本でやると結論を出して。それでまっけん(真剣佑)とすぐ作品で出会いました。そこが初めての…その決断をして出会ったドラマでまっけんと出会い、そこから自分にとっては大きな作品にたくさん出会えたりとか、今となってはすごくいい決断をしたなぁと思います。
MC:大きな決断をした感じは、新田さんに伝わってきましたか?決断した時にお会いになったわけですけども。
新田:…はい(笑)。その時は知らなかったから。今初めて知りました。
北村:そりゃそうですよ。その当時はまっけんくんも会話の途中に英語がまじりまじりになるぐらいの、まだ日本に来て数年目ぐらいだったよね。
新田:そうでしたね。1年、2年かな?
北村:だよね。はい!