アヴィーチーとコラボしたアロー・ブラックが全米を旅する音楽ドキュメンタリー『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』予告編

一人のミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』が、11月16日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、シンガーソングライターのアロー・ブラックが、歴史のある多様な音楽スタイルを学ぶためにロサンゼルスを出発、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、マイアミなどアメリカ音楽が生まれた全米各地の街を巡り、新たな歌を完成させていくドキュメンタリー。アローは、ルイ・アームストロング、エルヴィス・プレスリーなどの足跡をたどりながら、「ジ・イン・クラウド」が全米で大ヒットを記録したジャズピアニストのラムゼイ・ルイス、「コンガ」など数々のヒットを飛ばし、全世界で1億枚セールスを記録、7度のグラミー賞受賞を誇るラテン・ポップの女王グロリア・エステファンなど名だたるミュージシャンや友人たちと出会い、絆を深め、音楽の持つ計り知れない力を感じていく。

アロー・ブラックは、今年4月に28歳の若さで夭逝したアヴィーチーとコラボレーションし、作詞・ボーカルで参加した「Wake Me Up」(2013)が100ヶ国以上でヒットチャートの上位にランクインした、ミレニアル世代を中心に幅広い観客に支持される注目のアーティスト。監督は、ドキュメンタリー映画の分野で名を馳せ、『THE LIVING SEA』(1995年/原題)、『DOLPHINS』(2000年/原題)と2度のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経歴を持つグレッグ・マクギリヴレイが務める。

アローは本作出演を経て、ミュージシャンとして新たな発見が出来たと語る。「この映画に参加することで、個人的に音楽を作る方法をさらに奥深く理解することができました。(パナマ移民の息子というとで)いかに自分の創り出す音楽が自分自身の家族や、アメリカにおけるラテンアメリカやカリビアンの奥深い影響によってもたらされたか知らされたのです。私はさらに歌うことに迸るエネルギーを感じ始めたのです」とコメントを寄せており、心踊る全米の旅を通じて、更なる成長する事が出来たと明かしている。

『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』
11月16日(金) イオンシネマ、新宿武蔵野館ほか2週間限定公開
監督:グレッグ・マクギリヴレイ
脚本:スティーヴン・ジャドソン
音楽:スティーブ・ウッド
出演:アロー・ブラック
日本語吹替え:高橋広樹 坂口芳貞
配給:さらい