台湾で200万人を動員する大ヒットを記録したキデンズ・コー監督の青春映画を、山田裕貴主演、乃木坂46の齋藤飛鳥共演でリメイクした『あの頃、君を追いかけた』が10月5日より公開となる。このほど、山田裕貴が役作りのために“坊主になった瞬間”を収めたメイキングがお披露目となった。
オリジナル映画は、台湾の人気作家であるギデンズ・コーが自身の自伝的小説を自ら映画化し、台湾の青春映画として歴代1位の興行収入を記録。香港では『カンフー・ハッスル』(2004)の記録を塗り替え歴代興収1位を記録し、日本でも2013年に公開され、単館上映ながらスマッシュヒットとなった。
舞台を日本に移した本作では、主人公・水島浩介を、今年は『となりの怪物くん』や『万引き家族』、『虹色デイズ』など話題の作品に出演する実力派俳優の山田裕貴、ヒロインの早瀬真愛を、乃木坂46として活躍する齋藤飛鳥が演じる。
記念すべき“ファーストバリカン”は齋藤飛鳥が行い、その後、松本穂香、中田圭祐、國島直希、佐久本宝、遊佐亮介と続き、キャスト達の協力もあり、無事に高校球児を思わせる“山田裕貴の坊主”が完成した。山田は坊主に挑戦した理由について、「作品の中で重要な部分だなって思ってて、じゃあ、坊主やっちゃいますかって言って本当にやりました」と答えており、さらに「髪を刈って“気持ちよ、伝われ”なんて簡単に思ってる訳じゃないですが、少しでもいい作品になればとそういう想いです」と本作にかける熱い意気込みを語っている。
『あの頃、君を追いかけた』
10月5日(金)、全国ロードショー
監督:長谷川康夫
原作:九把刀「那些年、我們一起追的女孩」
脚本:飯田健三郎 谷間月栞
出演:山田裕貴 齋藤飛鳥 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 10年前―。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2人の距離は一気に縮まっていく…。
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ