結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話を描いた映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』。本作の大ヒット記念舞台挨拶が2月7日に丸の内ピカデリーで行われ、キャストの佐藤健が登壇した。
劇場に詰めかけたファンの間を、握手をしながら登壇した佐藤。「公開してこんなに時間が経ってから、また舞台挨拶ができることをすごく嬉しく思います。本当に感謝しております。今日は、そんな感謝の気持ちを込めて、少しでも恩返しができたらなという思いです。さっきもゆっくり歩きました」とニッコリ。日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞したことについては、「うれしかったです。僕を応援してくださっている皆さんが喜んでくれるのが一番うれしい」とコメントした。
バレンタインデーが近いということで、チョコをもらう理想のシチュエーションを聞かれた佐藤は「下駄箱」と答え、「憧れですね、あんまり甘酸っぱい学生ライフを送ってこなかったので」と意外な発言。続けて「誰にも存在を知られていなかった。暗いヤツだったんです。授業も寝てるし、休み時間も席から動かないし」と、今からは想像できな学生時代を暴露した。
イベントの中盤には、佐藤が特大バレンタインチョコに、映画大ヒットの感謝のメッセージをデコレーションする一幕も。さらに会場のファンの中から抽選で一名に佐藤から逆チョコがプレゼントされるなど、会場は大いに盛り上がった。
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
12月16日(土)より全国ロードショー中
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健 土屋太鳳 北村一輝 浜野謙太 中村ゆり 堀部圭亮 古舘寛治 杉本哲太 薬師丸ひろ子
主題歌:back number「瞬き」
配給:松竹
【ストーリー】 結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が二人を待ち受けていた。そして二人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる―。
©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会