原菜乃華と作間龍斗(ACEes)がW主演を務める映画『ないものねだりの君に光の花束を』が、2026年秋に公開されることが決定した。原作は、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』などで知られる汐見夏衛による同名小説。10代を中心に高い支持を集める“泣ける青春小説”が実写映画化される。

本作は、“普通”であることにコンプレックスを抱える高校生・染矢影子と、人気アイドルとして誰もが羨む存在でありながら壮絶な過去を抱える鈴木真昼、対照的な2人が心を通わせていく青春ドラマ。図書委員をきっかけに距離を縮めた2人が、それぞれの孤独や欠落と向き合いながら、お互いを支え合っていく姿を描く。
主人公・影子を演じるのは、『すずめの戸締まり』で主人公の声を担当し、近年は『推しの子』やNHK連続テレビ小説「あんぱん」など話題作への出演が続く原菜乃華。誰にも埋もれない“個性”を求めながらも、自分に自信を持てない少女の繊細な感情を体現する。
一方、人気アイドルグループのメンバーでありながら、人知れず深い闇を抱える真昼役には作間龍斗(ACEes)。『山田くんとLv999の恋をする』などで俳優としても存在感を高める作間が、本作では“映像作品の中でアイドルを演じるのは初めて”と語り、新たな一面を見せる。
監督を務めるのは、『blue』『僕は妹に恋をする』『海を感じる時』など、若者の揺れ動く感情を丁寧に描いてきた安藤尋。互いに“ないもの”を求めながら惹かれ合う影子と真昼の関係を、“恋”という言葉では括れない特別な絆として描き出す。
原は本作について、「互いが互いの支えであり、替えのきかない、かけがえのない存在であるその関係性は、『恋』よりももっと深く強い絆で結ばれた特別なものなんだと思います」とコメント。作間も「今、あなたが話しているその人が、もしかしたら大きな闇を抱えているかもしれない。この作品を通して光を届けられたら嬉しいです」と作品への思いを明かしている。
原作の汐見夏衛は、「影子と真昼のことを今でも思い出すほど思い入れの深い作品」と語り、「原さんと作間さんはまさに影子と真昼そのものだった」と太鼓判を押している。
“普通”であることに苦しむ少女と、“特別”であることに傷ついた少年。孤独を抱えた2人が出会い、互いの存在によって少しずつ前を向いていく――。《恋》よりももっと尊い絆を描く青春映画として注目を集めそうだ。
■作品情報
『ないものねだりの君に光の花束を』
2026年秋公開
出演:原菜乃華、作間龍斗(ACEes)
原作:汐見夏衛「ないものねだりの君に光の花束を」(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:安藤尋
配給:ショウゲート
©2026『ないものねだりの君に光の花束を』製作委員会

