ヴェネチア国際映画祭で15分に及ぶスタンディングオベーションを受け、世界の映画賞レースで注目を集めたミュージカルドラマ『アン・リー/はじまりの物語』が、6月5日(金)より日本公開される。18世紀に実在した女性宗教指導者アン・リーの激動の人生を描いた本作は、信仰と平等を掲げ、理想郷の実現に挑んだひとりの女性の情熱と苦悩、そして人々を導く強い意志を壮大なスケールで映し出す。

物語は18世紀のイギリスから始まる。貧しい鍛冶職人の家に生まれたアンは、深い信仰心を持つ女性として育つが、授かった4人の子どもすべてを幼くして失うという耐え難い悲しみを経験する。その絶望の中で彼女は、自らが「キリストの女性の姿の生まれ変わり」であるという啓示を受ける。性別や人種を超えた平等を説く彼女の思想は多くの人々の心を掴む一方、社会から激しい迫害を受けることになる。
やがてアンは、わずか8人の信徒とともにアメリカへ渡り、後に「シェーカー教団」と呼ばれる共同体を築く。神への信仰と平等の精神を柱にしたユートピアの実現を目指す彼女だったが、理想の世界への道のりは決して平坦ではない。数々の困難と試練を乗り越えながら、人間の尊厳と信仰の意味を問い続ける彼女の姿が、圧巻の歌とダンス、そして荘厳な映像美で描かれていく。
主人公アン・リーを演じるのは、『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などで知られるアマンダ・セイフライド。優しさと狂気、信念と脆さが交錯する複雑な人物像を体現し、圧巻の歌唱とダンスで観る者を物語の深淵へと引き込む。彼女を支える共演にはルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、クリストファー・アボットら実力派が名を連ねる。
監督・脚本・製作は『ブルータリスト』のモナ・ファストヴォールド。音楽を同作のダニエル・ブルームバーグ、振付をセリア・ローソン=ホールが担当し、100%フィルム撮影による荘厳な映像とともに、信仰の恍惚と共同体の躍動を表現。世界最高峰のクリエイターたちが結集し、歴史に残る女性の物語を壮大なミュージカルドラマとして甦らせた。
▼予告編
■作品情報
タイトル:『アン・リー/はじまりの物語』(原題:The Testament of Ann Lee)
公開日:2026年6月5日(金)全国公開
監督/脚本/製作:モナ・ファストヴォールド
脚本/製作:ブラディ・コーベット
音楽:ダニエル・ブルームバーグ
出演:アマンダ・セイフライド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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