巨匠ツイ・ハーク監督が、金庸原作の名作を新たなスケールで映画化した『射鵰英雄伝（しゃちょうえいゆうでん）』が、2026年2月6日（金）より全国公開される。本作は、中国で社会現象級の大ヒットを記録した超大作。主演は「陳情令」で世界的な人気を得たシャオ・ジャン。アジア中を魅了する彼が、誠実でひたむきな青年・郭靖（かく・せい）としてスクリーンに降り立つ。

物語の舞台は、北宋が滅亡し南宋が屈辱的な従属を強いられていた時代。さらに蒙古ではチンギス・ハーンが勢力を増し、金との戦いが激化する緊迫の時代背景だ。蒙古で育った宋人の青年・郭靖は、仲間との出会い、師との修行、そして黄蓉（こう・よう）との運命的な恋を通じて成長していく。二人は桃花島で武術を磨きながら、互いの心を寄せ合っていくが、陰謀と戦乱が二人を引き裂き、過酷な試練が次々と襲う。

郭靖は国と民族、そして愛する黄蓉のために、揺るがぬ信念を胸に宿命へと立ち向かう。正義、友情、裏切り、誇り、そして愛。あらゆる感情が渦巻く時代の中で、二人は再び巡り合えるのか――。壮大な歴史ドラマと迫力のアクション、そして切ない恋が交錯する、胸を打つ英雄譚が幕を開ける。

本国では前売券だけで約76億円を突破し、初日興収55億円を記録する大ヒット。ツイ・ハーク監督ならではの壮麗な映像美と、息をのむ戦いの連続が観客を魅了した。日本版ポスターは、桃花島を背景に郭靖と黄蓉の宿命的な絆を象徴的に描き、壮大な叙事詩の世界観を表現している。

■作品情報
『射鵰英雄伝（しゃちょうえいゆうでん）』
2026年2月6日（金）より全国公開
監督：ツイ・ハーク（『セブンソード』）
出演：シャオ・ジャン（「陳情令」）、ジュアン・ダーフェイ（「春うらら金科玉条」）、レオン・カーフェイ（『シャドウズ・エッジ』）、フー・ジュン（『ボーン・トゥ・フライ』）
原題：『射鵰英雄伝：侠之大者』
2025年／中国／147分／ビスタ／5.1ch
字幕翻訳：島根磯美
配給：ツイン

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