柴咲コウ主演、中野量太監督最新作『兄を持ち運べるサイズに』本予告&本ビジュアル解禁!

『湯を沸かすほどの熱い愛』『浅田家!』で国内外から高い評価を受けた中野量太監督の最新作、映画『兄を持ち運べるサイズに』が、11月28日(金)に全国公開されることが決定。本予告映像と本ビジュアルが解禁された。

今回解禁された予告編は、主人公・理子(柴咲コウ)が「突然兄が死んだ」という知らせを受ける衝撃的な展開から幕を開ける。葬儀で人目をはばからず泣き叫び木魚を叩き続ける“ダメ兄”を冷ややかに見つめる理子の姿や、散らかった部屋に残された幼少期の家族写真など、家族のいびつな関係が浮き彫りになる。映像のラストには「ねぇ兄ちゃん、最後に一つだけ聞いていい?」と問いかける理子の切実な言葉が響き渡り、観る者に家族の存在を問い直す内容となっている。

同時に解禁された本ビジュアルでは、タイトル通り“兄を持ち運ぶ”姿が象徴的に描かれている。ティザービジュアルの鮮やかな黄色から一転し、背景には建物から兄を運び出すシーンが配置され、家族がそれぞれに向き合う4日間の始まりを印象づける。

本作は第30回釜山国際映画祭(9月17日~26日開催)のOPEN CINEMA部門への正式出品が決定。主演の柴咲コウがレッドカーペットに登壇予定で、国際的な注目も高まっている。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『兄を持ち運べるサイズに』
原作:村井理子「兄の終い」(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
出演:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大
公開日:2025年11月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会