9月19日(金)全国公開の映画『男神』が、8月26日(火)にTOHOシネマズ日本橋で完成披露舞台挨拶を開催しました。主演の遠藤雄弥をはじめ、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、アナスタシア、そして井上雅貴監督が登壇し、作品に込めた思いや撮影秘話を語り尽くしました。
これまで裏社会の男や冷徹な役を多く演じてきた遠藤雄弥は、本作で“子煩悩な父親”役に挑戦。「やっと来たか!こういう役が!しかも衣装は白シャツ!黒ずくめじゃないのがうれしい」と満面の笑みで語りました。さらに「井上さんにしか作れないファンタジーホラー」と、監督への信頼と感謝を述べ、会場を沸かせました。
元宝塚歌劇団の彩凪翔は、愛する息子と向き合う強い母を熱演。「映画経験は浅いですが、使命を果たすために監督と一つひとつ話し合いながら演じました」と振り返り、巫女衣装での撮影の苦労や、遠藤との共演で支えられたエピソードも披露しました。
本作で映画初出演を果たした岩橋玄樹は、テーマ曲も手がけました。「一度に俳優としてもアーティストとしても挑戦できた」と充実の笑みを浮かべ、「観れば観るほど感情が湧く作品。20回以上観てほしい!」と呼びかけ、大きな拍手を浴びました。舞台挨拶では主題歌MVの鑑賞秘話も飛び出し、ファンとの一体感を演出しました。
元SKE48の須田亜香里は、泥だらけになりながら建設作業員役に挑戦。「『意外!』『印象が違う』と言われて、かつてのアイドルイメージを持ってもらえていたことがうれしかった」とにっこり。泥メイクや重機操作の裏話で会場を盛り上げました。
イベントでは、キャストが“男神”の姿を妄想して描いたイラストを披露する企画もあり、須田のユニークなイラストが井上監督から「愛らしい」と高評価。最後に遠藤が「幅広い年代に楽しんでいただけるファンタジーホラー。面白いと思ったらぜひ拡散してください!」と呼びかけ、温かな笑いと拍手に包まれて幕を閉じました。
■作品情報
タイトル:『男神』
公開日:2025年9月19日(金)全国ロードショー
出演:遠藤雄弥、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、カトウシンスケ、沢田亜矢子、加藤雅也(特別出演)、ほか
監督・脚本:井上雅貴
原案:「男神」(八木商店)
配給:平成プロジェクト/配給協力:東京テアトル
ストーリー:
全国で母と子の失踪事件が続発する中、新興住宅地の建設現場に現れた謎の「穴」。その先に広がる森で巫女たちが“男神”を鎮める儀式を行っていた。息子を助けるため禁忌を破り穴に飛び込んだ父・和田を待ち受けていたのは、狂気と恐怖、そして家族の悲劇だった。
©2025「男神」製作委員会