オダギリジョー、髙石あかり、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研といった豪華キャストが集結した映画『夏の砂の上』より、演じたキャラクターにまつわる質問に“○×”で答えるスペシャルトーク映像が公開された。

今回のトーク映像では、「無茶なお願いをされやすい？」「パジャマ派？」「人を信じやすい？」「正しいと思ったことは先輩に言ってしまう？」「一途なところがある？」など、登場人物の行動にちなんだユニークな質問がキャスト陣に投げかけられ、率直で個性的な回答が続出。

特に印象的だったのは、「人を信じやすい？」という問いに「○」と答えた松たか子の「冗談が通じないくらいすぐ信じてしまう」という発言や、満島ひかりの「催眠術で宇宙空間に飛ばされたことがある」という意外な告白。また、光石研が「東京では人を信じちゃダメ」と上京時に言われたエピソードを披露し、笑いを誘った。

さらに、高石あかりが語った“トウモロコシ愛”や、高橋文哉の「酔うとドラマの台詞を全員分真似する」という特技、森山直太朗によるミュージシャン一家ならではの“家族カラオケ文化”など、素顔が垣間見えるコメントも満載だ。

撮影期間中、オール長崎ロケならではの「スナックジョー」なる夜の交流の場がホテルロビーに出現していたという裏話も明かされ、出演者同士の絆の深さがうかがえるトークとなっている。トークの最後には全員が「本作はぜひ映画館で観てほしい」と“○”を掲げ、主演のオダギリジョーが「劇場という空間だからこそ伝わるものがある」と語った。

▼スペシャルトーク映像

■映画情報

タイトル：『夏の砂の上』
公開日：全国公開中
監督・脚本：玉田真也
原作：松田正隆（戯曲『夏の砂の上』）
音楽：原摩利彦
出演：オダギリジョー、髙石あかり、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研 ほか
配給：アスミック・エース

あらすじ：
雨が降らない夏の長崎。妻・恵子（松たか子）と別居中の小浦治（オダギリジョー）は、突然妹・阿佐子（満島ひかり）から娘・優子（髙石あかり）を預けられる。優子と過ごすことで、傷ついた心に少しずつ変化が訪れていく。やがて現れる小さな希望の芽——。それぞれの喪失と再生を描いた静かな感動作。
© 2025 映画『夏の砂の上』製作委員会