7月4日(金)より公開された映画『キャンドルスティック』。主演の阿部寛と、台湾を代表する俳優アリッサ・チアによるスペシャル対談映像が解禁された。
▼スペシャル対談映像
本作で“AIを騙す”という大胆不敵なFXマネー強奪作戦に挑む天才ハッカー・野原を演じた阿部と、彼と過去に因縁を持つ野心家・リンネを演じたアリッサ。劇中では緊迫した関係性を演じた2人だが、対談では一転して穏やかな雰囲気の中、撮影秘話や互いへのリスペクトを語り合った。
阿部は、当初予定になかった台湾でのシーンを自身の提案で追加したことを明かし、「彼女は非常にプロフェッショナルで、難解なFXのセリフも完璧に理解し演じてくれた」とアリッサの演技力に太鼓判。一方、アリッサも「阿部さんとの共演シーンが少なかったのは残念でしたが、現場ではとても安心感がありました。また別の作品でもご一緒できたら嬉しいです」と語った。
さらに、2人は「またご一緒できる日を楽しみにしています」と笑顔で再共演を誓い合い、日台の国境を超えた俳優同士の信頼関係が垣間見える貴重な映像となっている。
また、同時に公開されたジャパンプレミア映像では、阿部や菜々緒らメインキャストが集結し、本作の見どころや役作りの裏側について語っている。
さらに、本日解禁となった本編映像では、野原(阿部寛)と、リンネ(アリッサ・チア)、ルー(リン・ボーホン)、ロビン(デイヴィッド・リッジス)という因縁を抱えた4人の再集結シーンが描かれる。5年ぶりの再会を果たした彼らが、かつてないマネー強奪計画へと動き出す決定的瞬間に緊張が走る。
リンネが「皆、顔色がよくないわね。お金もないんじゃない?」と挑発する一方、野原は静かに怒りを押し殺す。それぞれの思惑と過去の裏切りが交錯する中、野原の「……これが最後だ」という一言が、物語の転機を象徴する。
阿部の円熟味あふれる演技が光る本シーンは、グローバル規模で展開する知略サスペンスの幕開けにふさわしい、濃密な空気感を放っている。
▼本編映像④再会
■作品情報
タイトル:キャンドルスティック
公開日:2025年7月4日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:米倉強太
出演:阿部寛、菜々緒、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS ほか
原作:川村徹彦「損切り:FXシミュレーション・サクセスストーリー」
配給:ティ・ジョイ
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