俳優のジョニー・デップと歌手&女優のヴァネッサ・パラディの娘で知られるリリー＝ローズ・デップが、主演を務めたドラマシリーズ「THE IDOL／ジ・アイドル」のシーズン1が終了し、感謝のメッセージをインスタグラムに投稿した。

▼リリー＝ローズ・デップのインスタグラム（lilyrose_depp）より　※以下写真すべて

リリー＝ローズとシンガーのザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイが主演を務めたHBOのドラマシリーズ「THE IDOL／ジ・アイドル」は、6月4日より米Max、日本では6月5日よりU-NEXTにて配信がスタート。7月2日にシーズン1の最終話がリリースされ、リリー＝ローズが数点の舞台裏ショットとともにメッセージを発信した。

公開された写真は、リリー＝ローズがビキニやガウンといった際どい衣装を纏った姿や、ザ・ウィークエンドとの2ショット。共演者のトロイ・シヴァン、スザンナ・サン、レイチェル・セノット、ラムジー、韓国の人気グループ、BLACKPINK（ブラックピンク）のジェニーらと談笑している様子が写っている。

リリー＝ローズは「『THE IDOL／ジ・アイドル』のシーズン1が終了しました。私たちと一緒に見て、聞いて、笑って、泣いてくれた皆さんに感謝」と視聴者にメッセージを送り、「すべてのキャストとクルー、このドラマの制作に全身全霊を注いでくれた皆さん、ありがとう。（クリエイターの）サム（・レヴィンソン）とエイベルに感謝。私の人生で最もワイルドで美しい旅になりました。そして私のアイドル・ファミリーへ…ずっとあなたたちのことを愛しています」と記している。

▼ザ・ウィークエンド（左）、リリー＝ローズ・デップ（右）

▼（左から）リリー＝ローズ・デップ、トロイ・シヴァン、ジェニー、スザンナ・サン

▼（上段左から）ジェニー、リリー＝ローズ・デップ、（下段左から）トロイ・シヴァン、レイチェル・セノット

▼ジェニー（左）、リリー＝ローズ・デップ（右）

▼（左から）レイチェル・セノット、ラムジー、リリー＝ローズ・デップ

本作は、ハリウッドの音楽業界を舞台に、現代のカルト集団のリーダーのテドロス（ザ・ウィークエンド）と若手ポップスターのジョスリン（リリー＝ローズ・デップ）の関係を描いたTVシリーズ。今年5月に第76回カンヌ国際映画祭でお披露目され注目されていたが、“ポルノ”と言われるほどの過激なベッドシーンが物議を醸した。

▼「THE IDOL／ジ・アイドル」の米国版予告編

シーズン1が終了し、ザ・ウィークエンドも自身のインスタグラムにメッセージを投稿している。「フィナーレを迎えました。シーズンが終了し、この瞬間を皆さんと共有できることに感謝。どんなに困難な道のりでも、このヴィジョンを押し進めていく」

リリー＝ローズは6月末にオーストラリア版「VOGUE」のインタビューで、生々しいシーンが満載の本作について、「私たちは刺激的なものを作ろうとしていた」とコメント。「このドラマが万人受けしなくても構わないし、それでいい。最高のアートとはそういうものです。実際、撮影セットでこれほど尊重され、安心だと感じたことはありません…ヌードや際どい役どころに関して言えば、それは私にとって意図的なもの。私にとって本当に重要で、私がやりたいと思ったことでした」と語っていた。

現在23歳のリリー＝ローズは『Mr.タスク』（2014）で映画デビューし、そのスピンオフ作品『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』（2016）で主演を務めた。伝説のダンサー、イサドラ・ダンカンに扮した『ザ・ダンサー』（2016）ではセザール賞有望若手女優賞にノミネート。以降は『ヴォイジャー』（2021）、『サイレント・ナイト』（2021）などで活躍している。