レオナルド・ディカプリオがマーティン・スコセッシ監督と再タッグを組む新作映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題)』の新たなセット写真がお披露目となった。
▼ロバート・デ・ニーロ(左)、レオナルド・ディカプリオ(右) レオナルド・ディカプリオのインスタグラム(leonardodicaprio)より ※以下写真すべて
レオナルドとスコセッシ監督が6度目のタッグを組むApple TV+オリジナル映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』。4月27日、米ラスベガスにて開催された映画業界最大のイベント「シネマコン(CinemaCon)」にて新たなセット写真が公開された。
本作はデイヴィッド・グランによるノンフィクション「花殺し月の殺人 -インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」の映画化。1920年代のアメリカの南部オクラホマを舞台に、豊富な石油資源を有する先住民オセージ族と彼らの複数の関係者が殺害された事件の謎を描く。
出演はレオナルドのほか、モンタナ州のブラックフィート居留地で育った女優のリリー・グラッドストーン、『タクシードライバー』などでスコセッシ監督と長年にわたってタッグを組んできたロバート・デ・ニーロ、『アイリッシュマン』のジェシー・プレモンスら。脚本はスコセッシ監督と『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロスが務める。
レオナルドは、ロバート演じる有力な牧場主の甥アーネスト・バックハート役として出演。リリーはアーネストの妻でオセージ族の女性モリー役を演じる。
2021年にファーストルックが初公開されて以来、ベールに包まれていた本作。レオナルドのSNSでもシェアされた新たなセット写真は、会話をしているレオナルドとロバート、レオナルドとオセージの伝統的な衣装を着たリリー、教会のベンチに座るリリーとスコセッシ監督をとらえている。
▼レオナルド・ディカプリオ(左)、リリー・グラッドストーン(右)
▼リリー・グラッドストーン(左)、マーティン・スコセッシ(右)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』は、2023年5月20日に第76回カンヌ国際映画祭でプレミア上映予定。10月に米国公開される予定で、劇場公開後にApple TV+にて配信される。
レオナルドとスコセッシ監督は再び新作映画でタッグを組むことが決定しており、1740年代に南アメリカで難破した英国船の乗組員たちを描くApple TV+オリジナル映画『The Wager: A Tale of Shipwreck, Mutiny, and Murder(原題)』の制作が進行している。