ミュージシャン、画家、詩人としてカルト的人気を誇る友川カズキの2010年夏の記録を収めたドキュメンタリー映画『どこへ出しても恥かしい人』が、2月1日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となり、併せて、1月23日に高円寺・ShowBoatにて公開記念ライブが行われることが発表された。

友川カズキは1974年にレコードデビューしたアーティスト。代表曲に「生きてるって言ってみろ」や、ちあきなおみに提供（作詞作曲）した「夜へ急ぐ人」などがある。画家としても活動を始め、1985年に初の個展を開催。その多彩な表現活動は、中上健次（作家）、大島渚（映画監督）ら多数の芸術家、文化人から惜しみない賛辞を浴びた。本作は、そんな異形のアーティスト友川カズキを追った2010年夏の記録。

予告編には、川崎の小さなアパートでギターを弾き、絵を描く友川の姿、そして最大の関心事である競輪にいそしむ日常が収められる。「時間も生活も何もかもが他の人とあわない」というほどレース予想にのめり込む友川。「いくら負けても常に大穴狙い」と関係者が証言する通り、映像でもほとんど車券を外している。また、別居する息子たちに時折会い、一緒にバスケットボールをしたり、競輪を打ったりと、家族との関係にも触れられる。終盤、川崎競輪場で札束を握りしめながら電話をする姿が映し出されるが、果たして友川は大勝負に勝ったのか、負けたのか？最後は、「途方に暮れながら、生きる」というテロップと共に、自転車で川崎の町を走る友川の姿で映像は終わる。

■友川カズキ『どこへ出しても恥かしい人』公開記念ライブ
開催日：1月23日（木）
場所：ShowBoat（高円寺）
時間：開場 19：00／開演 19：30
値段：前売 ¥3,500／当日 ¥4,000（税込・別途ドリンク代¥600）
出演：友川カズキ

『どこへ出しても恥かしい人』
2月1日（土）より新宿K’s cinema にて公開、以後全国順次公開予定
監督：佐々木育野
出演：友川カズキ　石塚俊明　永畑雅人　及位鋭門　及位然斗　及位玲何　大関直樹　安部俊彦　林秀宣　六兵衛鮨　菊池豊
配給：シマフィルム株式会社

【作品概要】　ミュージシャン、画家、詩人としてカルト的人気を誇る友川カズキ。1974年にレコードデビュー、代表曲に「生きてるって言ってみろ」、ちあきなおみに提供（作詞作曲）した「夜へ急ぐ人」などがある。画家としても活動を始め、1985年に初の個展を開催。その多彩な表現活動は、中上健次（作家）、大島渚（映画監督）ら多数の芸術家、文化人から惜しみない賛辞を浴びた。本作は、異形のアーティスト、友川カズキの2010年夏の記録を収めたドキュメンタリー。

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