『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン主演、大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督・製作を務めたデクスター・フレッチャーのタッグで贈る、伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描くミュージカル映画『ROCKETMAN』(原題)が、邦題『ロケットマン』として2019年に公開されることが、3月25日のエルトン・ジョンの72歳の誕生日を記念して発表された。
本作は、音楽界の最高峰であるグラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた、シンガーソングライターのエルトン・ジョンの半生を描くミュージカル大作。エルトン・ジョンは、「僕の歌は君の歌(Your Song)」、「キャンドル・イン・ザ・ウィンド(Candle in the Wind)」、「愛を感じて(Can You Feelthe Love Tonight)」、そしてタイトルにもなっている「ロケットマン(Rocket Man)」など世界的大ヒット曲を生み出し、シングルとアルバムの総売上枚数は全世界で3億枚超を記録している。
世代を超えて愛された音楽史に残るカリスマ、エルトン・ジョンを演じるのは、『キングスマン』シリーズのエグジー役で世界的人気を誇るタロン・エガートン。大ヒットアニメーション『SING/シング』では、エルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング(I’m Still Standing)」を披露し、その甘い美声で観客を虜にしたことも記憶に新しいエガートンだが、本作では過酷なボイストレーニングを経て、劇中曲を吹替なしで歌いきるという熱演ぶりを見せている。数々の名曲をエルトンと共作した創作上のパートナーであったバーニー・トーピン役には、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル。エルトンの母シーラ役には、『ジュラシック・ワールド』シリーズで知られるブライス・ダラス・ハワード。エルトンのマネージャーで、後にクイーンを見出したことでも知られる敏腕音楽プロデューサーのジョン・リードには、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンといった実力派キャストが集結した。
監督には、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』などで俳優として活躍する傍ら、近年はエガートン主演の『イーグル・ジャンプ』の監督を務めるなどマルチに活躍するデクスター・フレッチャー。昨年の大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』では製作総指揮を務め、監督のブライアン・シンガーが撮影中に降板した後に監督を代行し、作品を完成させたことでも話題を呼んだ。脚本は、『リトル・ダンサー』で第73回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたリー・ホール。製作には、『キングスマン』の監督を務め、エガートンと相性抜群のコンビで奇想天外な世界観とアクションシークエンスを生み出したマシュー・ヴォーン。そして、エルトン・ジョン自身も製作として参加し、心を震わせる数々の名曲の使用が実現している。
『ロケットマン』
2019年 全国ロードショー
監督:デクスター・フレッチャー
製作:マシュー・ヴォーン エルトン・ジョン
脚本:リー・ホール
出演:タロン・エガートン ジェイミー・ベル ブライス・ダラス・ハワード リチャード・マッデン
配給:東和ピクチャーズ
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