【全起こし】佐藤健が平成最後にしたいこと「オーロラ」「宇宙」「スカイダイビング」『サムライマラソン』公開記念舞台挨拶レポート 全文掲載

佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太ら日本を代表する豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した幕末エンタテインメント『サムライマラソン』が2月22日に公開初日を迎え、このほど、2月23日にTOHOシネマズ 日比谷にて行われた公開記念舞台挨拶に、キャストの佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、小関裕太、竹中直人、バーナード・ローズ監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:本日は映画『サムライマラソン』公開記念舞台挨拶にお越しいただきまして誠にありがとうございます。この作品は、日本を代表する豪華キャストと本国アメリカのアカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフがタッグを組んで製作した、全く新しい幕末エンタテインメントです。皆様、すでに映画をご覧いただきましたが、いかがだったでしょうか?楽しんでいただけましたね。皆さん待ちきれないと思いますので、早速豪華キャストの皆さんにご登場いただきたいと思います!佐藤健さん、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、小関裕太さん、竹中直人さん、バーナード・ローズ監督です。皆様、盛大に旗を振ってお迎えください!

ついに一般のお客様にこの作品をご覧いただける日がやって参りました。まずは皆様に一言ずつご挨拶をいただけたらと思います。ではまず、佐藤健さん、お願いいたします。

佐藤:本日はお越しいただきありがとうございます。きっと僕が過去経験した現場の中で最もスリリングだった現場だったんじゃないかなと思います。動きはもちろんですけど、台詞さえも決めぬまま本番に突入して、相手の役者がどう動くか知らぬまま芝居が始まって、それぞれの役者は自分たちの役を本当に理解していないと成り立たないような環境の中でやらせてもらっていて、そんな監督の、言ってしまえばむちゃぶりを否定的にとらえるのではなくて、とことん楽しんでやろうというような役者のなかで芝居ができたことを大変嬉しく思います。楽しんでいただけたなら幸いです。本日はありがとうございます。

MC:続いて、小松菜奈さん、お願いいたします。

小松:今日はお越しいただきありがとうございます。雪姫役を演じました小松菜奈です。昨日が公開日ということで、こんなにたくさんの方に来ていただけてとても嬉しいです。撮影は毎日走ったり、馬に乗ったり、殺陣をしたりと、めまぐるしい日々ではあったんですけど、監督はとてもパワフルで、今は静かなんですけど、現場では全然違うんですけど、その勢いとともに私たちもそれに乗っかってというか、日々闘いながら、そんな姿が映画にとても美しく残っているので、また映画館で違った角度で楽しんでいただけたら嬉しいなと思いまうす。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC:森山未來さん、お願いいたします。

森山:今日はありがとうございます。森山です。(観客の皆さんは)もう観ていらっしゃるんですよね?今回、バーナードと一緒に仕事をして、彼のことで印象的なことがいっぱいあるんですけど、一つあるのが、ちょっと意訳しちゃいますけど、歴史がこうだと信じられていることが本当にそうだったのかどうかなんてわからないよねっていうような言葉をバーナードが言っていて、それがすごく印象的で。実際、歴史って今こうだと思っていても、検証していったらどんどん変わっていく、書き換えられていくことが今でも全然いっぱいある中で、今回、時代劇という、日本で一番ある種のオーソドックスな手法を扱いつつも、新しい風を吹き込もうとしているバーナードの気持ちというか熱意にほだされたというか、そういう熱量の映画に参加できたんだなぁという感覚があります。僕らからすると、ある種見慣れているというか、感覚的にはベースにあるような時代の話かもしれないですけど、新しい感覚でこの映画に触れてもらえたら、そしてまた違う何かセンセーションを感じてもらえたらいいのかなと思います。今日はありがとうございました。

MC:染谷将太さん、お願いいたします。

染谷:本日はありがとうございます。染谷将太と申します。こんなにフリースタイルの現場は初めてでして、何が起こるのかわからないし、何が起こるかわからないということは何をしてもいいというか、何してもいい、そんな現場で楽しかったですし、そのお祭り感がこのスクリーンに詰まっていたなと思います…やばい、締まりが悪い…今日は楽しんでください(笑)。ありがとうございました(笑)。