スティーヴ・クーガンとジョン・C・ライリーのダブル主演で贈る、ハリウッドの映画創成期に活躍したアメリカの伝説のお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の晩年を描く『Stan&Ollie』(原題)が、邦題『僕たちのラストステージ』として、4月19日より公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。
実話を元にした本作は、ハリウッドの映画創成期を支え、100本以上の作品に出演、2人組コメディアンのパイオニアとして知られるアメリカのお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の晩年を描く。昨年10月に第62回ロンドン映画祭のクロージング作品として上映され話題となり、主演を務めた二人は、第76回ゴールデン・グローブ賞ではジョン・C・ライリー、英国アカデミー賞(BAFTA)ではスティーヴ・クーガンがそれぞれ主演男優賞にノミネートされるなど批評家からも高く評価されている。また、本作の舞台となったイギリスでは1月11日より公開され、『女王陛下のお気に入り』、『メリー・ポピンズ リターンズ』、『アクアマン』などの話題作を抑え、初登場1位を記録した。(1月14日付け Box Office Mojo調べ)
細身で皮肉屋のスタン・ローレルを演じるのは、『あなたを抱きしめる日まで』に出演したイギリス出身のスティーヴ・クーガン。ふくよかで陽気なオリバー・ハーディーを、『シカゴ』でアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたアメリカ出身のジョン・C・ライリーが演じる。監督は、ジェームズ・マカヴォイ主演『フィルス』のジョン・S・ベアード。脚本は、『あなたを抱きしめる日まで』をスティーヴ・クーガンと共に担当したジェフ・ホープが務める。
場面写真は、スタジオでポーズをとる全盛期の二人、再起をかけたイギリスツアーに長年陰から夫たちを支える妻たちをロンドンに招待した微笑ましい2組の夫婦ショット、持ち前のテクニックでかつての人気を取り戻した二人が市民の歓迎を受ける様子、ステージ上で息の合ったダンスを披露する可愛らしい姿が写し出されている。
『僕たちのラストステージ』
4月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
監督:ジョン・S・ベアード
製作:フェイ・ウォード
脚本:ジェフ・ホープ
出演:スティーヴ・クーガン ジョン・C・ライリー ニナ・アリアンダ シャーリー・ヘンダーソン ルーファス・ジョーンズ ダニー・ヒューストン
配給:HIGH BROW CINEMA
【ストーリー】 1953年、かつて一世を風靡した「ローレル&ハーディ」(スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー)がイギリスにやってきた。全盛期が去って久しい二人のホールツアーはガラガラ。お互いを笑わせながら、やがてファンを取り戻していく中、ある日の口論をきっかけに、ハーディはコンビ解散を心に決める―。
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