『グッバイ、レーニン!』監督&主演の12年ぶりの最新作、『僕とカミンスキーの旅』が4月29日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国順次公開。作品の冒頭部分であり「僕」と「カミンスキー」の出会いのシーンが本編より解禁された。
金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立った無名の美術評論家ゼバスティアンはスイスの山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。彼はマティスの最後の弟子でピカソの友人、ポップアート隆盛の 60年代 NYで“盲目の画家”として脚光を浴びた伝説的な人物だ。ゼバスティアンは新事実を暴く為、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとする。しかしトラブル続きの旅はいつしか奇妙な方角にねじれ、思いがけない終着点に向かっていく。
本作で無名の美術評論家・セバスティアン(僕)役に大抜擢されたのは、12年前ヴォルフガング・ベッカー監督の『グッバイ、レーニン!』で一躍有名になったダニエル・ブリュール。同じ監督の作品でありながら、前作からは想像もつかない、ダニエル・ブリュール史上最も‘空気の読めない男’であろうセバスティアンというキャラクターを見事に演じきり、作品全体の雰囲気をつくりあげた。
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『僕とカミンスキーの旅』
4月29日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA他にて全国順次公開
監督・脚本:ヴォルフガング・ベッカー 原作:「僕とカミンスキー」ダニエル・ケールマン著(三修社刊)
出演:ダニエル・ブリュール イェスパー・クリステンセン ドニ・ラヴァン ジェラルディン・チャップリン アミラ・カサール
配給:ロングライド
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