【ネタバレ寸前】清水富美加ほか暗黒女子&暗黒男子の“裏の顔”を切り取った7つの予告編が解禁

清水富美加、飯豊まりえW主演の映画『暗黒女子』が、4月1日(土)に全国公開。映画を通して描かれる6人の女子高生らしいキラキラした美しい顔と、その恐るべき裏の顔、そして生徒と禁断の恋に落ちるサークル顧問・北条(千葉雄大)のふたつの顔を捉えた、ネタバレ寸前の予告編7つが解禁となった。

暗黒女子画像

セレブ女子高生たちが通う、聖母マリア女子高等学院。ある日、学院の経営者の娘で、全校生徒の憧れの的だった〈白石いつみ〉が謎の死を遂げる。校舎の屋上から落下したのだが、自殺か他殺か、事故なのかもわからない。やがて、いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が立つ。いつみの親友だった澄川小百合がサークルの会長を引き継ぎ、部員が自作の物語を朗読する定例会を開催する。今回のテーマは、「いつみの死」。それぞれを“犯人”と告発する作品が発表されていく。物語は5つ、動機と結末も5つ──果たして真実はあるのか?

事件の真相を探る文学サークル副会長・澄川小百合(清水富美加)

いつみの大親友で、いつみを“太陽”としたらそれを支える“月”のような、圧倒的な静けさと気品を持つ。いつみの裏の顔を知りつつ、その二面性にも惹きつけられ全てを捧げてきた。親友の死後、真相を探るために闇鍋朗読会を開催。いつみの机に百合の花を手向けて泣き崩れその喪失に動揺を隠せない。映像の最後で、冷たい視線を送る先にいるのは一体誰なのか――

死んだ学園のカリスマ・白石いつみ(飯豊まりえ)

理事長の娘として全校生徒の憧れの的の存在だが、自分の美しさには時間制限があることを悟り、自分の中にある物足りなさに気付く。美礼を誘惑するような態度を取ったりディアナを跪かせたりと恐るべき別人格ぶりを見せ、サークルの顧問である北条との激しいラブシーンも。そして、校舎の屋上から落下し死んだはずの彼女は静かに目を開く――

女子高生作家・高岡志夜(清野菜名)

中学3年の時に書いたデビュー小説が新人賞を受賞したプロの作家。文学サークルのムードメーカーで元気いっぱいの性格だが、小説の外国語翻訳にこだわりを見せるいつみに困惑している。彼女に弱みを握られ、泣きながら自作に関するある弁明をする。理事長であるいつみの父親と親しくなり、妖しく耳打ちをしながら不敵な笑みを向ける――

ブルガリアからの留学生・ディアナ・デチェヴァ(玉城ティナ)

ディアナが住むブルガリアの小さな村にいつみがホームステイにやってきたことをきっかけに留学し、いつみへの想いは人一倍強い。いつみの横に写る写真がディアナとは髪型が違っていることが、彼女の裏の顔に迫る大きな手掛かりとなっている。誰にも分からない言葉で呪いの言葉を吐き、恐ろしい形相で人形に釘を指す――

学園一の秀才・二谷美礼(平祐奈)

成績優秀な特待生として入学したものの劣等感から居場所を見つけられずにいたが、いつみに誘われ文学サークルに入部。アルバイトでいつみの妹の家庭教師をすることに。いつみへの憧れは日に日に強くなるが、ある秘密を握られてしまう。一見真面目で内向的な彼女が、車いすを引きながら見せる恐ろしい笑みの意味は――

老舗料亭の娘・小南あかね(小島梨里杏)

実家のお店は兄が継ぐことが決まっており、親への反発と好きな料理への想いを文学サロン併設のキッチンにぶつけ、日々メンバーたちにお菓子を作って振舞っている。そんなある日、お店が放火の疑いのある火事で焼失し、拠りどころを失ってしまう。その一方で、実家の前でうつろな表情でライターに火を点ける姿も――

文学サークル顧問教師・北条(千葉雄大)

文学サークルのメンバー達が作りだす雰囲気についていけず、形だけの顧問に甘んじている。生徒達の前で見せる気弱な一面と、いつみとの禁断の恋に走る男らしい裏の顔を捉えたものに。北条バージョンは、この映像のために千葉がナレーションを撮り下ろしており、いつみや他の生徒達を俯瞰しつつ、北条の内面を吐露するテイストとなっている。

『暗黒女子』
2017年4月1日(土)全国公開
監督:耶雲哉治 原作:秋吉理香子『暗黒女子』(双葉文庫)
出演:清水富美加 飯豊まりえ 清野菜名 玉城ティナ 小島梨里杏 平祐奈 升毅  千葉雄大
配給:東映/ショウゲート

(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社