『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』ナタリーの完全な演技は『ブラック・スワン』を堂々超えていて、クラクラするほどだった

1963年に起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件後の4日間を、当時の大統領夫人ジャクリーンの視点から描いた伝記ドラマ。ジャクリーンを演じたナタリー・ポートマンが、第89回アカデミー賞主演女優賞候補になった本作は、ナタリーの熱演や、今年の1月25日に死去したイギリスの名優ジョン・ハートへの称賛が多数見られた。

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「ジャッキー」で、ナタリー・ポートマンと向き合う司祭が、先日お亡くなりになってしまったジョン・ハート。まさに適役で、彼が迷いをめぐる決定的な台詞を口にする時、ああ、彼ならではだなぁと思う。それから、ジャッキーのサポート役であるグレタ・ガーウィグも印象を強く残す。

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ファス版ジョブズやリリーに並ぶ好きなタイプのバイオピック。線香花火がボンッと弾けるように、誰に理解されなくとも魂を燃やした瞬間がある人生は美しい。伝記物における”the best”なナタリーの完全な演技は『ブラックスワン』を堂々超えていて、クラクラするほどだった。

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ナタリーポートマンのジャクリーン役に対する並々ならぬ入れ込み様がスクリーン全体から溢れ出る寸前。もう「抱きたいカンケイ」みたいな作品は金輪際やらんぞという覚悟の現れか。菊地成孔の「オスカー本命はエマでなくナタリー」説も頷ける。

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夫を目の前で失い、パニックになろうと、泣き崩れようと、絶望にさいなまれようと、ナタリー演じるジャッキーは美しかった。でも、それがなんだか切なかったなぁ。

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映画全体の印象としてはサイコホラー的。全編通して音楽が面白くて、特に一番最初の何も映っていない中で流れる、弦楽器のグリッサンドを使った、すごく独特で不穏な音楽が印象的だった。

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運命の日暗殺場面を一気に見せずストーリーの展開と共に明かにしていく見せ方に引き込まれ、先日亡くなったJ.ハート演じる神父とのやりとりが深い。ナタリー憑依系演者心に残る

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ジャクリーンのクローズアップを多用し、ケネディ暗殺後の感情の揺らぎを容赦なく描いて、胸が詰まる。それに応えたナタリー・ポートマンの演技が凄い。いくつもの時間軸を交互描く入り組んだ構成だけど、それを最後まで持たせてるのも彼女の力かな

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『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
2017年3月31日公開
監督:パブロ・ラライン 出演:ナタリー・ポートマン ピーター・サースガード グレタ・ガーウィグ