『愚行録』無意識の愚行の罪深さが恐ろしい。女同士のマウンティングは現実味あり過ぎ

第135回直木賞の候補になった貫井徳郎の同名小説を、妻夫木聡、満島ひかり共演で映画化したミステリー。監督はこれが長編デビューとなる石川慶、脚本を『マイ・バック・ページ』などの向井康介が担当している。ポスタービジュアルからして不穏な空気が漂う本作は、誰もが知る人間のイヤ〜な部分を描いた、でもだからこそ面白い作品として評判を呼んでいる。

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貫井徳郎の小説を原作とした石川慶監督作品。妹がネグレクトで拘置中の週刊誌記者1年前に起きた一家惨殺事件の真相を追ううちに被害者一家の隠された素顔を知ると共に事件が自らの問題として跳ね返ってくる。現代社会の闇を抉ったブーメランミステリーである。

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悪意に満ちたクズな俗物ばかりが登場し、一切の共感を許さないサイコホラーの様な薄気味悪さ。キャラクターや設定はステレオタイプ過ぎる気もするが、脚本や演出も手堅く悪くなかった。痩せてやさぐれた印象の満島ひかりも、案外いい。

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暗黒不幸映画『愚行録』超~面白かった!映画のオープニングは「これはこういう映画ですよ」というのを示すものだと思うんだけど『愚行録』のそれはもう、ガッツポーズ!その後も満島ひかりの底をさ迷うような顔面力に五億点、白みがかった灰色の風景、音楽、何から何までウットリさせられる映画でした

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人間の負の部分にフォーカスした作品は考えさせられる部分が多いから面白い。構成も演出もすごいからみんなに見てほしいけど、なかなか胸をえぐりにくるから見てほしくないそんな作品。

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愚行録、まじ良すぎる!どのシーンも糸で繋がっている。伏線、てやつでしょうが、自分にはヤバイ赤い糸って感じで。
少し前に、恋愛工学っていう酷い教えがあると知って、そのことがあったから尚更衝撃を受けた。
あと個人的に母校の大講堂に満島ひかりさんが!っていうミーハーな嬉しい衝撃もあり!

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わかりやすい悪行より日常で積み重ねられる無意識の愚行の罪深さに恐ろしくなった。女同士のマウンティングは現実味があり過ぎる。この映画を観た後は我が愚行を振り替えざるを得なかった。

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『愚行録』
2017年2月18日公開
監督:石川慶 出演:妻夫木聡 満島ひかり 小出恵介 臼田あさ美 市川由衣 松本若菜