『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』同時代性なのか?西川美和監督『永い言い訳』の米国版と共通項が多い

『ダラス・バイヤーズクラブ』『わたしに会うまでの1600キロ』などのジャン=マルク・ヴァレ監督、ジェイク・ギレンホール主演のヒューマンドラマ。これまでも“人生の再出発”を描いてきたマルク・ヴァレ監督が今回、主人公にしたのは妻を失くした男。妻を失くしても悲しめないという設定から『永い言い訳』と比べた人も多かったようだ。

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これもしかして昨年公開、西川美和監督「永い言い訳」の米国版なのか?と予告編を見た段階で思い、実際驚くほど共通項が多かった。こういうのを同時代性と言うのだろうか…?監督の一連の作品、説教臭くならないのがいい。

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”妻を事故で亡くし同乗しながらも無事だった人”にない筈のものをすべて(印象深いフラッシュバックを含め)ぜんぶ壊していく様がなにもかも自分のようで、破片のような絆しかない方が有なるもの。個人的にジェイク・ギレンホール史上一番好きな作品に。

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妻を亡くした無関心な男の破壊と再生。ジェイク・ギレンホールは変な人やらせたら上手い。でもバディともなるクリス役のジュダ・ルイスの芝居もとてもよかった!危うさのある賢い少年。ちなみに内容は賛否ありそう。

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自分の気持ちが解せなくて感情の出口を探し回る男の表情は正にこんな感じか…J.ギレンホール納得の演技。烈しい行動も必要なプロセス、人との繋がりが次第に心を解きほぐしていくドラマが温かい。

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オレって可哀想、世界中の不幸を背負ってるぜって作りになっていない、観客を不幸の道連れにしないところが良いな。分解して組立て直すというよりも、破壊し尽くした後に何が残るのかを確かめようとしているように見えたね。何か妙に共感してしまったよ。

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私も大切な何かを喪失したときに、悲しみの処理の仕方がわからず、立ちつくしてしまう人間なので、あのラストにはとても感動した。主人公が周囲との関わり合いの中で癒され、再生していく様に私自身も勇気づけられた。大切な映画になった。

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『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
2017年2月18日公開
監督:ジャン=マルク・ヴァレ 出演:ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー ジューダ・ルイス