『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のベン・アフレックが、昼はさえない会計士として、夜は腕利きの殺し屋に扮するサスペンス・アクション。シリアスでサスペンス風味なのに、コミカルな味付けが楽しいと、早くも続編希望の声多数！
殺し屋としても強いけど会計士として矛盾をつくとこが妙に格好良くてゾクゾクしちゃう！ 組織との戦いかと思いきや家族の物語…。この兄弟、超まじめに笑かしてくれるよw シリーズ化されるといいなぁ。
おもしろかったー❗
予告の殺し屋って感じじゃなかったけど、数字に強いのと身を守る特殊技能には理由があって、家族の話でもあり。シリーズ化に期待?
アルゴ、ゴーン・ガールとベン・アフレック脚本を観る目あるよね☆
ベンアフ版『ボーン』的な内容かと思いきや「え！？そっちにハンドル切るの？」的急展開に、終盤では軽く目眩が。キャビン・オコナー監督、手際の良い「職人監督」と思ってたが、何気に「作家論」で語るべき個性派だったのね。
主人公の心理状態を表すシーンでのかなり親切な伏線回収の仕方とかニヤけるし、自閉症という設定故に人とのコミュニケーションが上手く取れない、取らないようにしているんだけどふとした仕草に（意図してるのかしてないのか不明）妙な可笑しみが見え隠れするベンアフが良い。
会計士としてのお客さんの家にきた敵を倒すところがめちゃカッコよくてぼーっと観てた目が覚めた、超あつい！無表情なのに強いのがかっこいい！ピッチパーフェクトしてたアナケンが簿記しててかわいいでした。
いい意味で予想を裏切られた。とんでもなく複雑怪奇な人物造形や人間模様が秀逸にまとめられた脚本が秀逸。デンゼルの『燃える男』や『イコライザー』以上にメンタルかなりヤバい系の人殺しなんだけどベン・アフレックがそれにどハマりしているw
裏の顏ありの凄腕会計士の話。感情が表に出てこない主人公が魅力的だね。強いし。アナとのぎこちない会話も好き。過去のこともうまく噛み合ってました。これは、ほんとおもしろかった。
ベン・アフレック演じるひねくれたダークヒーロー像が、どうしてもバットマンのイメージとダブるが、自閉症の会計コンサルにして、凄腕スナイパーという、この新たなキャラクターが、一作で終わるには惜しい。続編あるか？
のっけから目を覆いたくなるような耳を塞ぎたくなるような圧迫感と緊張感。と思えばラストに思わず破顔してしまうようなタネ明かしもあったり。そしてまさかこのテイストの作品で胸をキュッと掴まれるようなシーンまであるとは。ベン・アフレック．イヤー幕開けに相応しい１作。
『ザ・コンサルタント』
2017年1月21日公開
監督：ギャビン・オコナー 出演：ベン・アフレック アナ・ケンドリック J・K・シモンズ ジョン・バーンサル
