『トッド・ソロンズの子犬物語』手加減なしのグーでぶん殴ってくるブラックさから優しさがにじみ出ている

『ハピネス』『ストーリーテリング』『ダークホース ~リア獣エイブの恋~』など、社会からはみ出した痛い人間たちを描くことに長け、誰しもが抱える“ダメ”な部分をえぐりまくるトッド・ソロンズ監督の新作。さまざまな人から人へもとをたらい回しにされる1匹のダックスフントを通して、いろんなダメ人間を映していく本作は、まさにトッド・ソロンズ印の映画だった!

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ソロンズの映画にはいわゆる社会的弱者や被差別者が登場し、彼らと直に接する時の気まずさ/噛み合わなさ、そして彼らも当然持つエゴイズムや狡さが抉り出される。常にギリギリだしアウトに近い描写もある。しかし今作の眼差しは根底が優しく、ダメ人間同士の交わりに強く心揺さぶられる。

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宣伝に「爆笑かドン引きか、あなたの良識が試される」とあったが涙ぐむほど爆笑してしまいましたよ。他のお客さんはドン引きしていたみたいです。夫婦連れらしいお客は終映後奥さんが旦那さんに怒っていました。真面目な動物好き(特にワンコ好き)は閲覧注意!

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人にオススメするのは憚られるけど、個人的には嫌いじゃない!
一本の話かと思いきや短編連作で?人間と共存を強いられた犬を通じて、人間の生き方についてを考えさせられる話、かと思わせといて、そうでもない?みたいな。
説明出来ないけど嫌いじゃない!

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劇中にも出てくるように日光に当たってキラキラ光る下痢便のような映画。例によって手加減なしのグーでぶん殴ってくるブラックさだけど、だからこその反面教師的な優しさが沁みます

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最初はまだ笑えていたが物語が進むにつれドン引き。登場人物はどいつも痛いほど共感できる…それなのにとことん突き放すトッド・ソロンズは間違いなく鬼畜。その姿勢はウエルカムドールハウスの頃から1mmもぶれちゃいない。監督はきっと人間大好きなんどろうな

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『トッド・ソロンズの子犬物語』
2017年1月14日公開
監督:トッド・ソロンズ 出演:ダニー・デヴィート エレン・バースティン ジュリー・デルピー