カープ女子・リケジョに続け! 映画に出てくる○○女子5選

広島カープの快進撃と共に、“カープ女子”の存在が話題を集めた2016年。思い返せば、歴史に造詣が深い“歴史女子(歴女)”、研究に情熱を注ぐ“理系女子(リケジョ)”など、大好きなものに対して妥協しない女性のパワーが、時代の流れを作ってきたと言っても過言ではない! そんな意味での“女子力”がキラキラと光る映画を集めてみた。

「チアーズ!」

キュートな衣装を身に着け、元気と笑顔を振りまくチアリーディング女子=チア女子。その実態は、超ハードな体育会系集団! 厳しい練習や生傷の痛みに耐え、ライバルチームと戦う彼女たちのがんばりが、見る者のハートを熱くする。それほど過酷でありながらユーモアやロマンスも忘れない辺り、さすがの女子力というべきか。

「スウィングガールズ」

「ジャズやるべ♪」を合言葉に、スウィングの魅力に目覚めていく吹奏楽女子たちの奮闘記。人数不足や経験不足、楽器不足のないない尽くしを乗り越え、いつしか心から音楽を楽しむようになる女子高生(+男子1名)たちの姿に満たされるカタルシス! 出演者が吹き替えナシで挑んだラストのメドレーに、涙腺を刺激されちゃう人も多いのでは?

「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」

ひとりで心穏やかに筆を滑らせるだけが書道じゃない。仲間と一緒に音楽に乗って躍動し、巨大な筆を操るのも立派な「書の道」。これは、そんな書道パフォーマンスで町おこしをしようと立ち上がった書道女子たちの実話ストーリー。汗と墨汁が飛び散る青春の1ページをしかとご覧あれ。付け添えのクレソンのような男子3人もイイ味出してます。

「海月姫」

ラゲ、鉄道、三国志、和物に枯れ専(枯れたオジサマ)――。好きなジャンルを極めながらひっそりと生きてきたオタク女子たちが、自分たちのアパート「天水館」の取り壊しという一大危機に立ち上がる。コミュ力や強調性はなくても、大切なものへの愛と才能でピンチをチャンスに変えていく彼女たち。オタク女子、侮れない!

「食べて、祈って、恋をして」

幸せなはずの結婚生活が破たんし、新しく見つけた恋も下り坂になった時、主人公のリズが選んだ次なるステップは“自分探しの旅”。イタリアで語学を学び、インドで瞑想を覚え、バリ島では素敵な出会いが……。やりたいことをやりながら各地を巡る旅好き女子の生き方は、実にしなやかで自然体。見たらあなたも、旅をしたくなっちゃうかも。(ほそいちえ)