アネット・ベニング × ジェイミー・ベル 往年の大女優と若手俳優のラブストーリー『リヴァプール、最後の恋』予告編&場面写真

イギリスの俳優ピーター・ターナーが1987年に発表した同名の回顧録を、アネット・ベニングとジェイミー・ベルの共演で映画化した『リヴァプール、最後の恋』が2019年3月30日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

1950年代にハリウッドで活躍し、『悪人と美女』(1952)でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアム。本作では、駆け出しの若手舞台俳優に過ぎなかったピーターと4度の結婚歴もある自由奔放なグロリアの、歳の差やキャリアを超えた恋模様を描く。

往年の大女優グロリアには、『キッズ・オールライト』や『20センチュリー・ウーマン』に出演した実力派のアネット・ベニング。ピーターを、『リトル・ダンサー』、『スノーピアサー』で知られるジェイミー・ベルが演じる。このほか、『パディントン』、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるジュリー・ウォルターズ、『大統領の執事の涙』、『アンコール!!』のヴァネッサ・レッドグレイヴらが出演。監督は、『ホワイト・ライズ』のポール・マクギアンが務める。

予告編では、死を前に永遠の誓いを交わす二人の恋人たちを、エルビス・コステロの主題歌「You Shouldn’t Look At Me That Way」が包み込む。また場面写真では、ステージで「ロミオとジュリエット」のセリフを合わせながら永遠の誓いを交わすグロリアとピーターのほか、恋人同士の自然な様子、そして大女優・グロリアの決意の表情などを垣間見ることができる。

『リヴァプール、最後の恋』
2019年3月30日(土) 新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督:ポール・マクギアン
原作:ピーター・ターナー「Film Stars Don’t Die in Liverpool」
脚本:マット・グリーンハルシュ
出演:アネット・ベニング ジェイミー・ベル ジュリー・ウォルターズ ヴァネッサ・レッドグレイヴ
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 1981年9月29日、ピーター・ターナー(ジェイミー・ベル)の元に衝撃の知らせが飛び込んできた。かつての恋人グロリア・グレアム(アネット・ベニング)がランカスターのホテルで倒れたのだという。「リヴァプールに行きたい」そう懇願するグロリアに対して、ピーターは自分の実家でグロリアを療養させることにした。ピーターの家族やリヴァプールを懐かしむグロリアだったが、全く病状を明かそうとしない。心配になったピーターは、主治医に連絡をとり病状を確かめた。そして、グロリアの死が近いことを悟ったピーターは、不意に彼女と楽しく過ごしていた頃を思い出すのだった。

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