宮野真守がトランクと杖を手に登場!『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』応援上映イベント in 大坂

世界で約900億円、日本でも73.4億円の興行収入を記録した大ヒット映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その『ファンタビ』シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が11月23日より公開中。このほど、12月16日に大阪ステーションシティシネマにて舞台挨拶付き応援上映イベントが開催され、吹替版で主人公ニュート・スキャマンダーの声を担当した宮野真守が登壇した。

本作の公開で、ハリー・ポッター魔法ワールド作品の世界興行収入の累計は1兆円を突破。また、過去10年の11月公開映画において、73.4億円の大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)と並び、最速のペースで記録を更新し続け、公開3週目の12月8日~9日の週末は、週末の動員・興行収入ともに3週連続1位を記録。3週連続の週末ランキング1位は、2018年に封切りされた洋画実写では唯一の快挙であり、さらに『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の同週末興行をも上回る成績を収め、12月11日(19日目)には累計興行収入が40億円を超え、12月14日(22日目)には観客動員数300万人を突破した。

47都道府県の中から、ニュート=宮野を呼びたい地域を投票し、最も票が多かった=最も魔法にかかった上位3つの中から、抽選で1都道府県にて応援上映を実施するという「日本中に魔法をかけよう!キャンペーン」は、大きな盛り上がりを見せ、開催が大阪に決まり、チケットが発売されると3分で即完。大阪での本作の応援上映は今回が初となり、会場には、10代から20代の女性から、中高生の男女共に友人グループ、そして子どもたちの姿も見受けられ、幅広い世代の来場者たちが駆けつけた。

場内は、イベント開始前から熱気が充満。超満員の会場にニュートの“トランク”と“魔法の杖”を手に宮野が姿を現すと、MCの声がかき消されるほどの大歓声が。黄色い声援が鳴り止まず、場内は最早パニック状態に。宮野は観客たちの熱気を一身に浴び、「皆さんが僕をたくさん“アクシオ(呼び寄せる呪文)”してくれたので、大阪にやってまいりました!僕自身、今まで映画の舞台挨拶で、大阪に来たことがなかったので嬉しいです!舞台挨拶は初めてじゃないかな?ありがとうございます!」と熱烈な歓迎に感謝を述べ、特大ヒット驀進中との知らせを受け「すごいですよね!本当に皆さんの応援のおかげです!」と喜びを語った。

そして「僕のトランク、ちょっと小ぶりなんですけれど」と笑いを誘いながら、宮野がいそいそとトランクを開けると、中から“ニフラー”が登場。「あ!お前!」とニフラーのお腹をごそごそとすると、お腹の中から“700円”が。宮野は「一体、いつ俺の財布から700円盗ったんだ!…と小芝居をしてみました(笑)。今のトランクからニフラーが出てくるとか、ニフラーが小銭を盗んでいるとか、そういう一つ一つに反応してくれるのが嬉しいです」と続けた。また、ホグワーツ魔法魔術学校の制服に身を包んだコスプレ姿のポッタリアンやニュートやクイニーといった「ファンタビ」のキャラに扮したファンの姿を見つけて、嬉しそうな様子をうかがわせ、「あ!ダンブルドアがいる!ってゆうか…それ“ハリポタ”の方のダンブルドアじゃん!(笑)」とファンに愛のあるツッコミも。登場から茶目っ気たっぷりに会場を沸かせた。

続けて、ニュートを演じたエディ・レッドメインとのジャパンプレミアでの再会を振り返り、「写真撮ったんですよ…握手したんですよ!すごくいい人!僕を見つけてくれて、『また会えて嬉しいよ』って言ってくれたんです。本当に気遣いが嬉しかったです」との心温まるエピソードを披露。さらに「僕は声優としてこの作品に参加している立場なので、純粋にこの作品に感動したんです。『素晴らしい作品が出来ましたね!』って伝えたら、エディが『そうだね。みんなの反応が楽しみだね』って言っていたので、SNSとかで世界に、エディに届くように発信してください!」と熱いメッセージを贈った。

「ホグワーツも出てきたりして、今回は『ハリー・ポッター』シリーズとの関係も深まっていて、ファンの人たちにとっては、“ここがつながっていくんだ”っていう楽しみももちろんありますし、スケールは驚くほどにパワーアップしているし、構成力が素晴らしくて、ファンじゃない人にとっても、楽しめる物語になっているのもすごい点ですよね!そして、とにかくエディがかっこいい!」と映画の見どころを語る宮野。洋画では珍しく、吹替版の高評価を得ており、「字幕も吹替も迫力凄くて見応えたっぷりだったなぁぁあ」「ファンタビは吹替字幕吹替字幕で交互に見続けたい」「今回は字幕で見たんだけど今度、吹替のを見る予定!」と、吹替と字幕で最低2回鑑賞が当たり前という世界にまで発展していることを受けて、「ダンブルドア先生がまさかのジュード・ロウだし、声があの森川智之!帝王がやって参りました。すごいです。素晴らしいです。あんなに渋くてかっこいいお芝居、キャラクター性を出せるのは、さすがだなと思うんです。ダンブルドアは謎が多いのですが、そのミステリアスな感じも森川さんの声からうかがえるんですよ!ダンブルドアが話すとドキドキ、ワクワクするというか…ニュートとの関係性っていうのもポイントになってくるので、注目してほしいです!」と宮野も吹替版ならではの魅力を一つ語った。

キャンペーン応募の投票の際には、<応援ポイント>も一緒に記載することとなっており、“グリンデルバルドと戦うニュートを「頑張れ」って応援したい!”、“ニュートに危険が迫った時に「危ない!」と関西弁で教えてあげたい”など、様々な意見が集まったことを聞いた宮野は「“危ないで!”とか関西弁で言ったら確かに面白いですね(笑)」とコメントした。

宮野のおすすめ“盛り上がりポイント”は「地面に杖を突き刺して“フィニート!(呪文を終わらせる呪文)”ってする場面」とのこと。「予告編にも入っていて、その時点ですごくかっこよさそうなシーンだなって思ってた人、たくさんいるんじゃないのかな?絶対盛り上がるシーンだと思うので!是非、一緒に戦ってください!みんなで、一緒にグリンデルバルドに立ち向かってください!」と力説。そして、劇中の名シーンを振り返る中、応援上映の練習に宮野が吹替を生披露することに!披露することとなったのはSNSを始め、今、日本中で飛び交っている本作へ向けた数々の絶賛コメントの中で、特に声が目立つ“ニュートが想い人のティナへ告白するシーン”。このシーンは口下手なニュートが一生懸命に想いを伝えるという、それだけで悶絶必至の場面なのだが、ティナのセリフは観客たちが担当することとなり、観客達は思わぬサプライズに再び大パニック!ティナを怒らせてしまうのではと、彼女の美しさを例えた魔法動物“サラマンダー”を言い出せずにいるニュートの想いを汲んで、ティナが「サラマンダー?」と代わりに答える場面となっており、ニュートらしさ溢れる告白シーンを熱演する宮野に悶絶しながらも、想いを強く込め、元気よく観客たちは「サラマンダー!」と発し、会場は一体化。場内は黄色い悲鳴で埋め尽くされ、盛り上がりは最骨頂となる、「なんか、ラブロマンス!!!」と思わず宮野も大興奮の様子だった。

最後は「皆さんが応援してくれているのが、本当に伝わってきます。快進撃を続けていて、記録的にもものすごいことになっています!僕自身がこの作品の大ファンです。この場に入れる幸せを本当に噛み締めています。まだまだたくさんの皆さんに観て頂きたいと思っておりますので、今日観て、たくさん応援して、楽しかったらその楽しさを周りの人達に伝えてください!この『ファンタビ』を一緒に盛り上げてくれたら嬉しいです!」とさらなる大ヒットを願う言葉を贈り、舞台挨拶は幕を閉じた。

舞台挨拶を終えても万雷の拍手が途絶えず、興奮冷めやらぬ中、始まった応援上映は、本編頭の“ワーナー・ブラザースのムービングロゴ”の時点から大盛り上がり!拍手OK、手拍子OK、発声OKということで、今まで上映中に秘めていた興奮が爆発。サイリウムとボンボンを手に拍手喝采の盛り上がりを見せ、来場者たちにとってかけがえのない、特別な思い出となるイベントとなった。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
11月23日(金・祝) 全国ロードショー中
監督:デヴィッド・イェーツ
原作・脚本:J.K.ローリング
プロデューサー:デヴィッド・ヘイマン J.K.ローリング
出演:エディ・レッドメイン ジョニー・デップ ジュード・ロウ エズラ・ミラー キャサリン・ウォーターストン ダン・フォグラー アリソン・スドル ゾーイ・クラヴィッツ カラム・ターナー
日本語吹替:宮野真守 森川智之 平田広明 森なな子 江口拓也 大地葉 伊藤静 間宮康弘 遠藤綾 武藤正史
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 ある日、ニュート(エディ・レッドメイン)は魔法界と人間界を脅かす「黒い魔法使い」グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。ホグワーツの恩師ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)から彼を追うことを託されたニュートは、仲間や魔法動物たちとともにパリへ向かう。パリではグリンデルバルドが言葉巧みに賛同者を増やし、勢力を広げていた。そしてその手はついに仲間たちにまで…。果たしてニュートと仲間たちはこの最大の危機から世界を救えるのか!?

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