大泉洋、高畑充希の海外旅行に苦言!?「行き先知ってちゃダメ! 」映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット祈願イベントレポート

大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した、渡辺一史による書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」の実写化となる、大泉洋主演、高畑充希、三浦春馬共演の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が12月28日より公開される。このほど、12月17日に神田明神にて本作の大ヒット祈願イベントが開催され、キャストの大泉洋、高畑充希が出席した。

今年一年を振り返ってどのような年だったかと質問された大泉と高畑。大泉は「忙しくさせていただいて、よく働いたなという気持ち。映画とドラマの公開が渋滞して、何の宣伝をしていたか分からなかった」と、本音を漏らした。前半の4ヶ月間、初めての長期休暇で海外に行っていたという高畑は「バリとパリとニューヨークとサンフランシスコに行きました。すごく楽しかったんですけど、4ヶ月休むとエライことになって…」と今年の後半は働き詰めであったことを明かした。

12月14日に27歳の誕生日を迎えた高畑。27歳になった高畑にアドバイスを与えることになった大泉は「僕が27歳の時は騙され続けてましたから。深夜バスに乗りまりくりで」と、自身が出演していた人気番組「水曜どうでしょう」のエピソードを披露。「海外なんて、行き先知ってちゃダメですよ! 全然知らないところに連れて行かれるんだから。駐車場で言われて、ポンっと行ってましたから。とんがってましたよ!バイク乗り回してましたから。でも、ウィリーは気をつけなきゃダメ」と知る人ぞ知る“どうでしょうネタ”が止まらず、大泉ファンたちを大いに喜ばせた。

2018年を振り返り、漢字一文字で自身の1年を表す 『今年の漢字』を書いてもらうことに。「再」と書いた高畑は「今年は再会が多くて良い年だった」とコメント。「鹿」と書いた大泉は「今回の私の役が鹿野さん。ここまで役に肩入れしたことはなかった」と述べつつ「今年はやたらと鹿を食べた。北海道の鹿は大変美味しゅうございますので、皆さんもぜひ食べて元気になってください!」と、なぜか北海道の鹿肉を声高にアピールした。

さらに映画の大ヒット祈願のご祈祷では、日本映画史上初となる“バナナ”を奉納しご祈祷。 ご祈祷後は 大泉、高畑が自ら参道にいる参拝客にバナナを配り、参拝客とともに映画の大ヒットを祈願していた。

【フォトギャラリーはコチラ】

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
12月28日(金)全国ロードショー
監督:前田哲
原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
脚本:橋本裕志
主題歌:「フラワー」ポルノグラフィティ(SMEレコーズ)
出演:大泉洋 高畑充希 三浦春馬 萩原聖人 渡辺真起子 宇野祥平 韓英恵 竜雷太 綾戸智恵 佐藤浩市 原田美枝子
配給:松竹

【ストーリー】 札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボランティアの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!最初は面食らう美咲だが、鹿野やボランティアたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

©2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会