加藤雅也 主演 3世代の家族の愛と葛藤の物語『二階堂家物語』予告編第二弾&場面写真

なら国際映画祭の映画製作プロジェクト「NARAtive」(ナラティブ)より誕生した、加藤雅也主演の映画『二階堂家物語』が、2019年1月25日より公開される。このほど、本作の予告編第二弾と場面写真がお披露目となった。

本作は、奈良県天理市を舞台に、跡継ぎ問題に悩む3世代の家族の愛と葛藤を描いた物語。一人息子を亡くし、代々続く家系が途絶える危機に頭を痛めている辰也とその母ハル。息子を失い妻が出て行ってしまった辰也に対し、ハルは望まぬ相手との結婚を迫り、そして辰也は娘の由子に婿養子を取るように過剰な期待をかけ、家族の繋がりが崩れだしていく。

伝統と威厳を保ち名家の存続を守ろうとする主人公・二階堂辰也には、今年デビュー30周年を迎える加藤雅也。自らの恋と跡継ぎ問題の間で想いが揺れる娘・由子に、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」、『きみの鳥はうたえる』の石橋静河。由子へ密かに想いを寄せる幼馴染の多田洋輔に、『OVER DRIVE』、大河ドラマ「西郷どん」、「中学聖日記」の町田啓太。そして、辰也の母で跡継ぎ問題に気を揉むハルを白川和子、洋輔の父・源二郎を田中要次、辰也と互いに想いを寄せ合う秘書・沙羅を陽月華、辰也へ一方的に想いを寄せる美紀を伊勢佳世が演じる。監督は、2015年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・期待すべき新人賞を受賞した、イランの若手監督アイダ・パナハンデ、エグゼクティブ・プロデューサーは映画作家の河瀨直美が務める。

予告編第二弾では、家名に囚われ、素直に想いを伝えられない家族が描かれている。

■俵万智(歌人) コメント
「家」の存続という問題ゆえに、対立し反発しあう父・辰也と娘・由子。辰也の母親ハルへの思いは、息子や孫としての愛情を前提としつつも複雑だ。そこに父娘それぞれの恋愛模様が絡まって、物語は進行する。ハルの影が薄くなるにつれて、辰也と由子にとって家の問題が色濃くなってくるところが、まことにリアル。家をはさんで反対側に立っていた父娘が、いつのまにか同じ側にいる。そのことに気づいた時から、二人はむしろ同志なのだ。押しつけあっていた「家」を、逆に引き受けようとする心の変化。その流れがみごとに描かれていて、なにゆえの変化なのかに思いが至る時、深い感動を覚えずにはいられない。イランの監督が、これほどまで深く日本の「家」問題に入りこめたことに驚くが、入りこんだ先に普遍的な景色が見えたからこそ、生まれた映画なのだと思う。

『二階堂家物語』
2019年1月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開
監督:アイダ・パナハンデ
脚本:アイダ・パナハンデ アーサラン・アミリ
エグゼクティブ・プロデューサー:河瀨直美
出演:加藤雅也 石橋静河 町田啓太 田中要次 白川和子 陽月華 伊勢佳世 ネルソン・バビンコイ
配給:HIGH BROW CINEMA

【ストーリー】 一人息子を亡くし、代々続く家系が途絶える危機に頭を痛めている辰也(加藤雅也)とその母ハル(白川和子)。息子を失い妻が出て行ってしまった辰也に対し望まぬ相手との結婚を迫るハル。そして娘の由子(石橋静河)に婿養子を取るように過剰な期待をかける辰也。名家の跡継ぎを巡り家族の中が緊迫し、繋がりが崩れだしていくが…。

© 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival