三浦春馬を惑わす謎の女役に高橋メアリージュンが挑む!「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」

発行部数100万部を突破した東野圭吾の同名小説のドラマ化となる「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」が、三浦春馬主演で2019年3月16日よりWOWOWプライムにて放送される。このほど、三浦が演じる主人公・雨村慎介が起こした交通事故で命を絶たれた女性・美菜絵と、慎介を惑わす謎の女・瑠璃子の二役を高橋メアリージュンが演じることが発表された。

原作は、日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾の発行部数100万部を突破した同名小説。交通事故が生む無責任の拡大という題材をベースに、人の心の弱さ、脆さを鋭く問いかけるハードサスペンスである。年間数千人もの人々が亡くなる交通事故。年々減少してきてはいるがそれでも日本では約2時間に1人の命が失われている。交通事故は、決して他人事ではなく、今日、このあとすぐに自分が加害者か被害者か、どちらかの立場になるかもしれないごく身近な出来事である。

主演の三浦春馬は、記憶喪失と贖罪の闇に苦しむ主人公・雨村慎介役に扮し、自身初となるバーテンダー役に挑む。慎介はかつて交通事故を起こしたが、今はある事件によって詳細な記憶を失っている。

そして、慎介が起こした交通事故で命を絶たれた女性・美菜絵と、その1年半後に突然現れ、一部の記憶を失っていた慎介を狂気と苦悩の世界に導く謎の女・瑠璃子を、近年、映画やドラマ等、話題作への出演が続き、女優、モデルとして活躍する高橋メアリージュンが演じる。二役に体当たりの演技で挑戦する高橋は連続ドラマW初出演となる。ドラマ化決定後、本作の原作ファンの間でも一体誰が演じるのか、期待が高まっていた配役がついに発表された。

■高橋メアリージュン(岸中美菜絵/瑠璃子役) コメント
Q:WOWOW連続ドラマW初出演となる本作「ダイイング・アイ」の脚本を読んだ感想
脚本も原作も読みました。まず、オープニングの描写が衝撃的で撮影する前から画が脳裏に焼き付きました。交通事故の被害者・美菜絵にまず感情移入し、こんな事があってはならないと胸が締め付けられました。慎介の忘れた記憶や瑠璃子の存在、目的が謎に包まれていて、そのミステリーさにとても惹き込まれると共に色んな想像が掻き立てられ怖くなり、その日はなかなか寝つけなかったです。とにかく面白くてすぐに読み終えてしまいました。

Q:一人二役【美菜絵/瑠璃子】を演じる上で挑戦されたことなど撮影のエピソード
一人二役なので別人なのですが、ただの一人二役とは少し違うと思っていて、あるものだけを共通させて演じさせて頂きました。瑠璃子に関しては特に声のトーンや人間離れした動きを意識しました。役によって着ける香水や下着を使い分けていました。あと美菜絵の時は前日は普通に夜ご飯を食べていましたが、瑠璃子はあまり生命力を感じさせたくなかったので撮影の前日は1日食べないようにしていました。

Q:視聴者にメッセージ
私も一ファンである東野圭吾さんの原作を演じさせて頂くことは一つの夢だったので本当に嬉しく毎回宝物のように演じさせて頂きました。又、女優として挑戦できた役柄でした。全6話ですが、まるで12話分を撮っているんじゃないかという程、濃厚な撮影期間だったので、それぐらい丁寧で濃厚な作品になっていると思います。妖艶にスリリングに描かれた(鳥肌)ミステリー。第1話無料放送なので、まず1話だけでもご覧いただけると嬉しいです。

「連続ドラマW 東野圭吾『ダイイング・アイ』」
2019年3月16日(土)よりWOWOWプライムにて放送
毎週土曜よる10時から放送(全6話) ※第1話無料放送
監督:国本雅広
原作:東野圭吾「ダイイング・アイ」(光文社文庫刊)
脚本:吉田紀子
音楽:窪田ミナ
出演:三浦春馬 高橋メアリージュン

【ストーリー】 西麻布のバー・茗荷のバーテンダー、雨村慎介(三浦春馬)はある夜、見知らぬ男に襲われ、自分に関する一部の記憶を失ったが、やがて、自分が1年半前に交通事故を起こし、岸中美菜絵(高橋メアリージュン)という女性を死なせてしまっていたこと、そして自分を襲って来たのちに自殺した男は、美菜絵の夫・玲二だったことを知る。周囲の人間たちからなぜか「嫌なことは思い出さない方がいい」としきりに忠告された慎介は事故の真相に疑問を持ち始める…。そして、店に復帰した雨の夜。どこか人間離れした美しさと強い視線を身に纏った喪服の女性・瑠璃子(高橋メアリージュン)が店に現れた時から、慎介は深淵な迷宮に迷い込む。行方が分からなくなってしまう慎介の恋人、時折フラッシュバックする事故や金の記憶。誰が嘘をつき、誰が誰を陥れようとしているのか?そして、慎介を大胆に誘惑し翻弄していく瑠璃子が現れた本当の理由とは?