佐野岳、久保田悠来との再共演は「良い空気感」、水樹奈々のおすすめは「新居浜太鼓祭り」映画『ふたつの昨日と僕の未来』全国公開記念先行プレミア上映会イベントレポート

愛媛県新居浜市市制80周年記念作品として2018年2月に愛媛県新居浜市で撮影した映画『ふたつの昨日と僕の未来』が、12月22日より全国公開。これを記念して、12月3日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて全国公開記念先行プレミア上映会イベントが行われ、キャストの佐野岳、久保田悠来、大森研一監督、主題歌を担当した水樹奈々が登壇した。

全国公開を迎えての感想を聞かれた主演の佐野は「早くお客さんに届けたいという思いがあったので、公開が近づくに連れて僕の“ふた僕魂”も燃え尽きて…」と述べてから言い間違いに気がついた様子で「もう終わったみたいになっちゃった(笑)。これからもっと盛り上がって行く感じですかね(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

続けて感想を聞かれた久保田は「久しぶりに佐野岳くんと共演して、佐野岳くんの意気込みと魂を燃やし続けて、今日は完全燃焼させたいと思います」と述べると、佐野から「佐野岳くんって言いたいだけでしょ!?謎のフルネームやめてよ!」と突っ込まれた。

主題歌を担当した水樹は「私の出身地である愛媛県新居浜市を舞台にした映画。全国の皆様にお届けできるのが楽しみ」と満面の笑み。主題歌に関しては「青春とかほろ苦さみたいなものを感じていただけるように、作詞と曲選びを行いました」とコメントした。

水樹が新居浜市のおすすめポイントについて「新居浜太鼓祭り」を挙げると、すかさず佐野が「すごかったです。圧巻でした、すごい迫力で」と祭りに圧倒された様子。水樹は「男祭りなので、情熱的で、食うか食われるかみたいな(笑)とにかく最高なんです!」と熱っぽく語った。

「仮面ライダー鎧武」シリーズで共演をしていた佐野と久保田。「悠くんとは良い空気感でやれました。(前の作品と)比べても成長していると思っているので、一部のファンの方には見どころのひとつ」と佐野。これに対して久保田は「佐野岳くんは眩しすぎて、目が見られませんでした」と冗談っぽく語り、佐野を照れさせていた。

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『ふたつの昨日と僕の未来』
11月9日(金)よりTOHOシネマズ 新居浜 他にて愛媛県先行ロードショー
12月22日(土)より全国公開
監督:大森研一
脚本:福田卓郎 大森研一
主題歌:水樹奈々
出演:佐野岳 相楽樹 菅谷哲也 菅野莉央 久保田悠来 宮地真緒 榎本孝明 神保悟志 岩本多代
配給:キャンター

【ストーリー】 マラソンランナーとしてオリンピックを目指していた海斗(佐野岳)。しかし、怪我を理由に現役を断念する。その後は市役所に勤め、無気力な日々を過ごしてきたが、とうとう彼女の真里乃(相楽樹)にも見放される。そんなある日、観光案内で訪れた山の中で大雨に見舞われ、逃げ込んだ先に不思議な坑道を見つける。雨を避けようと中へ入ったはずが、なぜか坑道の外へ。そこは、同じ場所だが雨が止んでいる。その瞬間、経験したことがないはずの記憶が駆け巡った。交差する記憶に混乱しながら街に戻ると、喧嘩していたはずの真里乃とは順調に交際し、オリンピックの金メダリストとして街の英雄に!?市役所では、事故で亡くなったはずの父・悟(神保悟志)が上司として働いていた。家に帰ると、生きていたはずの祖母・智恵子(岩本多代)の遺影があり、とっくに亡くなったはずの祖父・哲夫が現れる。訳が分からない海斗に哲夫から驚きの事実を告げられる。2つの世界の狭間で揺れ動く海斗。果たして彼が進む未来は?

©2018 「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会