エディ・レッドメイン、ジョニー・デップらが登場!『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ロンドンプレミア レポート

世界で約900億円、日本でも73.4億円の興行収入を記録した大ヒット映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その『ファンタビ』シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が11月23日に公開となる。それに先だち、本作のUKプレミアが11月14日(※日本時間)にハリー・ポッター魔法ワールドのお膝元、聖地・ロンドンで開催され、主演のエディ・レッドメインやジュード・ロウ、ジョニー・デップら豪華キャストのほか、原作者のJ.K.ローリングも登場。さらに、ハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダーを務める桐谷美玲が、日本のアンバサダーとして参加した。

ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着たハリポタファンや、ニュートやクイニーの姿に扮したファンタビアンなど約2500人ものファンが集まった会場には、『ファンタビ』をイメージした150mのネイビーブルーのカーペットが敷かれ、ロンドンの街並みは幻想的な魔法ワールドへ。15ヶ国から集まった40台のムービーカメラ、約100人のスチールカメラマンらが豪華キャスト陣の姿を抑えようと集まった会場に、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、エズラ・ミラー、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、クラウディア・キム、ジュード・ロウ、J.K.ローリング、デイビッド・イェーツ監督ら、パリプレミアに続いて豪華キャストたちが登場すると、観客からの割れんばかりの歓声が沸き起こった。さらに、米サンディエゴで行われたコミコン2018ぶりとなる、ジョニー・デップも姿を現し、会場は熱気と興奮に包まれボルテージはマックスに達した。

世界中を飛び回る魔法動物学者の主人公ニュートのように、エディ・レッドメインはパリに続いて、ロンドンでのプレミア。「世界中追いかけまわしてきてるね(笑)。J.K.ローリングがロンドン出身だからか、いつも情熱的でエネルギッシュで素晴らしいよ。アメージングだね」とパリとはまた異なるプレミアの雰囲気を楽しんでいる様子。また今回、コミコンぶりに顔を合わせたジョニーとの共演を問われると、「僕にとって、彼と共演する一番大きなシーンは、最後に彼が魔法使いの集会で何千人もの前でスピーチをするシーン。大胆なパフォーマンスをすると同時に、誘惑的で魅力的なキャラクターを演じているんだ。俳優の視点として、ここに感動したね」と、敬意を表した。

また、本作で『ハリポタ』シリーズでお馴染み、ホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア先生を演じるジュード・ロウはロンドンプレミアについて、「僕のホームだよ。魔法ワールドのホームでもあるよね」とコメント。続けて「素晴らしい俳優と監督と、独創的な脚本家に囲まれて、これ以上の仲間はいないよ。彼らは魔法ワールドを愛して尊敬しているし、観客の意見に耳を傾けているしね。彼らが気に入ってくれることを祈っているよ」と、ジュードも魔法ワールドに対しての愛を語った。ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性も本作の大きな見どころだが、「僕が思うに脅威だよね。なぜダンブルドアがグリンデルバルドと戦えないかの鍵が隠されているんだ。あとそのことがどう未来につながるかということもね」と明かし、「親密で、力強い関係性だね。一度は違う方向に行った2人が、また向き合わなければならない日が来るだろうね」と、今後の展開を期待させた。

ニュートらと旅をする仲間たちの中で唯一のマグル(ふつうの人間)のジェイコブを演じたダン・フォグラーも、「ロンドンは大好きだよ。パリも素晴らしかったけどね。ロンドンはこの映画が作られた場所だし、ファンの興奮が感じられるよ。エネルギーがバチバチと湧いてきているよ。クールだね」と、ロンドンプレミアの熱気を体感。ジョニー・デップはジェイコブにとって許し難い敵役となるが、「ジョニーとの撮影はとても楽しかったよ。彼は怖いよね、希薄な大きな眼で、青白くて真剣な表情で。でもカメラが止まるとジョニー・デップなんだ。親しみやすくて、『ギターを聴きたいかい?』なんて言ったりしてね。コスチュームのままフルメイクでギターでロックソングを弾いてくれたんだ(笑)、最高だよ」と、ユーモア溢れるジョニーらしい撮影秘話を暴露してくれた。そして「グリンデルバルドが逃げ出すオープニングのシーンは最高だよ。4DXで観るのが良いかもね。4DXで僕も見に行くよ。ベビーニフラーはね、最高だし、ズーウーは圧巻だよ。ぜひ注目してほしいね」と、本作の注目ポイントも。もう目の前まで迫っている来日について、「待てないよ!来週だよね。日本大好きだよ!」と嬉しいコメントを寄せた。

そして今回、ハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダーである桐谷美玲が特別に招待された。海外プレミアへの参加は今回が初めてということで、緊張しつつも全てが初体験で楽しみだという桐谷。そんな中、念願叶って遂にエディと初対面。「エディとお話できて、写真を撮ってもらえて、宝物です。ものすごく紳士で優しくて、飾らない感じがニュートそのものでした」と、夢のひとときを振り返った。「スタイリッシュでカッコ良かった!」と、間近を通るジュードにも感動。残念ながらジョニーに会うことはできなかったが、「作品の中で堪能しているので!悪役だけど、やっぱりカッコいいなあと思います」と、桐谷もグリンデルバルドに魅了されている様子。「思っていた以上でした!楽しかったです!」と、魔法ワールドの大ファンとしてこみ上げる喜びと興奮を胸に、ロンドンプレミアを満喫した。


■『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 ロンドンプレミア概要
実施日:日本時間:11月14日(水)
場所:レスター・スクウェア
登壇者:エディ・レッドメイン(ニュート役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)、ゾーイ・クラビッツ(リタ役)、カラム・ターナー(ニュートの兄:テセウス役)、クラウディア・キム(ナギニ役)、ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、ジョニー・デップ(黒い魔法使い・グリンデルバルド役)、デヴィッド・イェーツ監督、J.K.ローリング

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
11月23日(金・祝) 全国ロードショー
監督:デヴィッド・イェーツ
原作・脚本:J.K.ローリング
プロデューサー:デヴィッド・ヘイマン J.K.ローリング
出演:エディ・レッドメイン ジョニー・デップ ジュード・ロウ エズラ・ミラー キャサリン・ウォーターストン ダン・フォグラー アリソン・スドル ゾーイ・クラヴィッツ カラム・ターナー
日本語吹替:宮野真守 森川智之 平田広明 森なな子 江口拓也 大地葉 伊藤静 間宮康弘 遠藤綾 武藤正史
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 ある日、ニュートは魔法界と人間界を脅かす「黒い魔法使い」グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。ホグワーツの恩師ダンブルドア先生から彼を追うことを託されたニュートは、仲間や魔法動物たちとともにパリへ向かう。パリではグリンデルバルドが言葉巧みに賛同者を増やし、勢力を広げていた。そしてその手はついに仲間たちにまで…。果たしてニュートと仲間たちはこの最大の危機から世界を救えるのか!?

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