高杉真宙、加藤諒、渡辺大知による主題歌「CRYBABY」のレコーディング模様を収めたメイキング映像『ギャングース』

雑誌「モーニング」で2013年から2017年まで連載された、作画・肥谷圭介、ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画の実写映画化となる『ギャングース』が11月23日に公開される。このほど、キャストの高杉真宙、加藤諒、渡辺大知が本作のために結成したユニット“The Gangoose”が歌う主題歌「CRYBABY」のコーディングの模様を収めたメイキング映像がお披露目となった。

犯罪集団だけを標的とする窃盗、“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描く本作。3人の少年たちを演じるキャストによって結成されたThe Gangooseが歌う主題歌「CRYBABY」は、タケオ役の渡辺大知が作詞・作曲・プロデュース・メインボーカルを担当した楽曲で、サイケ役の高杉真宙とカズキ役の加藤諒もコーラスで参加している。

メイキング映像では、収録スタジオに集まった高杉と加藤に、作詞・作曲・メインボーカル、そしてプロデュースを担当する渡辺から、バンド名や楽曲、この曲に込めた想いを説明されると、二人は息ぴったりに笑顔で拍手。さらに渡辺は、レコーディング経験が少ない高杉と加藤へ、「映画のイメージとかメッセージを含んだ上で、映画のことを意識しすぎず録れたほうがいいだろうと思って作った」と語った。そんな中、3人別々の音程でのハモりがあることを知ると、「つられちゃいそう…」と不安そうな高杉と加藤の姿が。しかし、レコーディングが始まると軽快なロックミュージックに全員ノリノリに。和気あいあいと収録に挑む3人がまるで兄弟のようで、絆の深さが感じられる映像に仕上がっている。

収録後、渡辺は「この映画に対する想いを、自分の持っている力を注げるだけ注ぎこんで作りこんでおります!めちゃくちゃ楽しんでレコーディングしました!」と笑顔でコメント。加藤は「こういう男くさくって、汗の匂いが漂ってくるような曲はあまり歌ったことがなかったから、歌っていて気持ちよかった!男の魂というか…やっぱロックっていいっすよね!」と興奮冷めやらぬ様子。そして高杉も「初めて聴いたときに自分が撮影したときの記憶が巡ってくる感じがあったり、大知くんから“サイケっぽく”と言ってもらったりして、それがすごく新鮮で…めちゃくちゃ緊張していたんですけど、楽しくできたんじゃないかな。早く皆さんに聴いてほしいです!」と熱いメッセージを寄せている。The Gangooseが歌う本作の主題歌「CRYBABY」は、11月15日より配信限定でリリースされる。

『ギャングース』
11月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:入江悠
脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
出演:高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー) 林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢 般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太 金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 親も、金も、学もないサイケ・カズキ・タケオの3人の少年。彼らが生き抜く為につかんだ仕事は、裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」稼業。ある日、偶然にも振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知った3人。それは最強の犯罪営利組織カンパニーとして台頭する半グレ「六龍天」のものだった。身元がバレないよう慎重にタタキを繰り返すも、あることから3人の身元がバレ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまう…。

©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社