高杉真宙、欲しいのはケータイ「バッキバキ、いよいよ寿命が…」映画『ギャングース』公開記念イベントレポート

雑誌「モーニング」で2013年から2017年まで連載された、作画・肥谷圭介、ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画の実写映画化となる『ギャングース』が11月23日に公開される。このほど、11月13日にTOHOシネマズ 新宿にて公開記念イベントが実施され、キャストの高杉真宙、加藤諒、渡辺大知、入江悠監督が登壇した。

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本作は、犯罪集団だけを標的とする窃盗、“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描く。“タタキ”専門の窃盗団の情報収集・標的選定担当のサイケを演じるのは、『虹色デイズ』の高杉真宙。工具全般担当のカズキには、人生初のモヒカン頭となった加藤諒が扮し、車両・機動担当のタケオを、黒猫チェルシーのヴォーカル・渡辺大知が同じく人生初の金髪&眉なしの原作を再現したルックスで演じる。

サイケ役を演じる上で気をつけたことは?という質問に、高杉は「原作を初めて手にとって読んだ時に、日本の話しではあるんですけど、見たことがない世界で不思議な感じがしました。それをしっかりと伝えられるように演じられたら」とコメントした。

犯罪集団だけを標的にする“タタキ”専門の窃盗団「ギャングース」の3人にちなみ、平成が終わるまでに手に入れたいモノをそれぞれ発表する場面で、「ケータイ」とフリップに書いた高杉。「バッキバキなんです。割れちゃって。今日も充電できなくて焦っちゃって。いよいよ寿命が…」と顔を曇らせた。

「ベッド」と答えた加藤は、本作の撮影時に体重が増加したそうで、「ある時、寝ていたらベッドが真っ二つに折れちゃって」と衝撃の告白。ベッドが半分の状態で寝ていたそうだが「さすがにやばいなと思って、ベッドと布団を捨てて、床にバスタオルを敷いて寝てます」と明かすと、渡辺から「『ギャングース』と一緒になってんじゃん!」とツッコまれた。

欲しいのは「車に乗る時間」だという渡辺は、「撮影でもスポーツカーの運転をさせてもらった」そうだが、これを見ていた高杉から「かっこよかったです、本当に」と絶賛されていた。

イベントの最後には、“金庫”の装飾を施した樽を用意して、“鏡開き”ならぬ“金庫開き”が行われた。木槌で金庫をたたき割った高杉は、飛び上がった板に思いっきり驚いた表情を見せて、ファンを喜ばせていた。

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『ギャングース』
11月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:入江悠
脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
出演:高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー) 林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢 般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太 金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 親も、金も、学もないサイケ・カズキ・タケオの3人の少年。彼らが生き抜く為につかんだ仕事は、裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」稼業。ある日、偶然にも振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知った3人。それは最強の犯罪営利組織カンパニーとして台頭する半グレ「六龍天」のものだった。身元がバレないよう慎重にタタキを繰り返すも、あることから3人の身元がバレ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまう…。

©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社