渡部秀、嫌なヤツを演じて「役者の幅が広がる、ストレス発散できた」映画『シュウカツ3』完成披露試写レポート

「就職活動」をテーマに、内定獲得のため頭脳戦に挑む若者たちを描いた映画『シュウカツ』シリーズの第3弾『シュウカツ3』が12月7日に公開。このほど、10月28日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて完成披露試写が行われ、キャストの渡部秀、荒牧慶彦、溝口琢矢、富田健太郎、正木郁、千葉誠治監督が登壇した。

シリーズを通して3回目の出演となった渡部。今回は先輩として就活生と戦う役柄ということで「ちょっと意地悪な先輩。シリーズとの差別化を図る面白い役どころだった」と演じだ感想を述べた。千葉監督から「嫌なヤツを演じてどうだった?」と聞かれると「役で嫌味な人を演じられるのは役者の幅が広ががりますし、役を通していい意味でストレス発散できた」ことを明かした。

演じる上で難しかったこと聞かれた溝口は「ひたすら自分一人でしゃべっているので、掛け合いではないところが難しかった」とコメント。千葉監督から「荒牧くんもダーク荒牧だったよね?」と問いかけられると「自分の性格と違う役というのは、自分では絶対ありえないことを言うので、楽しかったです」と話し、「これが役者の醍醐味」と笑顔を見せた。

最後に観てもらいたい場面について、全員に質問される場面も。渡部は「今回は3部作。面接から初めて、最終面接までの流れを現代に照らし合わせながら観るのもひとつの楽しみ」とコメントすると、荒牧は「皆様が就職活動する際は、ぜひこの映画をバイブルにしてほしい」とニッコリ。溝口は「就活を楽しんでいると思いながら観ていただけると、また違う見方ができる」、冨田は「それぞれキャラクターも違って、監督がこだわって作ってくれているので、ぜひそこを観て欲しい」、正木は「映画を2度3度楽しみつつ、周りの人に宣伝していただければ」と作品をアピールしていた。

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『シュウカツ3』
監督:千葉誠治
出演:渡部秀 荒牧慶彦 溝口琢矢 富田健太郎 正木郁
配給:ノースシーケーワイ