陽月華 初主演 家族のあり方を描く奈良発の映画『かぞくわり』予告編

奈良県で映画を作り続けている塩崎祥平監督が、作家の折口信夫の小説「死者の書」をヒントに日本の家族のあり方を描く映画『かぞくわり』が、2019年1月19日より公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

出演は、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で、『駆込み女と駆出し男』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』などの陽月華が映画初主演を務め、『アウトレイジ』シリーズや『サバイバルファミリー』の小日向文世、『花戦さ』『聖の青春』の竹下景子が夫婦役を演じる。

監督は、奈良県で地元に根ざした映画製作を精力的に行っている新鋭・塩崎祥平。奈良県大和郡山市を舞台とした前作『茜色の約束』(2012)は、関西での動員数は2万人以上というヒットとなった。本作は6年ぶりのオリジナルストーリーとなり、撮影は1300年以上の歴史を誇る国宝の當麻寺や日本最古の神社で知られる大神神社などで特別な許可と協力を得て敢行された。

『かぞくわり』
2019年1月19日(土) 有楽町スバル座ほか全国ロードショー
監督・脚本:塩崎祥平
主題歌:花*花「額縁」(Ten Point Label)
出演:陽月華 石井由多加 佃井皆美 木下彩音 松村武 今出舞 星能豊 小日向えり 関口まなと 高見こころ 雷門福三 国木田かっぱ 竹下景子 小日向文世
配給:日本出版販売

【ストーリー】 堂下香奈、38歳。画家になる夢を挫折し、両親の元で無気力な生活を送っていた。ある日、妹の暁美と娘の樹月が家に住み着き、香奈を軽蔑したことで堂下家の生活が一変する。家に居づらくなった香奈は神秘的な男性と出会い、ふたたび絵を描くようになった。絵に没頭するようになり、香奈が内に秘めていた魂が解き放たれる時、家族、そして奈良の街に危機が降り掛かる―。

©2018「かぞくわり」LLP