中川大志&唐田えりかの“逆壁ドン”シーンの舞台裏も!映画『覚悟はいいかそこの女子。』メイキング映像

少女漫画雑誌「マーガレット」にて“ヘタレ男子マンガの先駆け”として、2014年から連載された椎葉ナナの同名漫画の実写化で、超絶イケメンだけど、恋愛経験ゼロの究極ヘタレ男子を中川大志が熱演する青春恋愛コメディ『覚悟はいいかそこの女子。』が10月12日より公開中。このほど、本作の撮影現場のメイキング映像がお披露目となった。

ドラマ版では常に女子に囲まれちやほやされていた、主人公・古谷斗和(中川大志)。“超絶イケメン”で自身を生まれながらの“愛され男子”と豪語する斗和だったが、彼女を作ろうと告白をした学年一の美少女、三輪美苑(唐田えりか)にこっぴどく振られ、自分が実は今まで女性と一度も付き合ったことがない“ヘタレ”だと自覚する。

本作では、ドラマ・映画の撮影を同時進行で実施。ドラマよりも後に撮影が開始した現場では、すでに気心知れた和やかな雰囲気で始まった。メイキング映像では、予告編でも使われている、斗和の壁ドンからの美苑の逆壁ドンシーンも公開。原作でも印象的に描かれているこのシーンは、事前に入念なリハーサルが行われた。映画パートのみの出演となる唐田えりかは、劇中ではクールな役どころだが、撮影現場では中川と共に穏やかな雰囲気で現場を作り上げていた。また、斗和と三角関係を繰り広げる柾木を演じる小池徹平も登場。劇中では教師として生徒たちを導く毅然とした態度だが、撮影現場では中川をはじめとする生徒役のキャスト陣と楽しそうに会話をする姿が。そして本作のクライマックスとなる、斗和が美苑を背負い、律(伊藤健太郎)、惟智也(甲斐翔真)、龍生(若林時英)と共に坂を駆けあがるシーンでは、撮影当日の朝「今日は走ります!」と意気込んでいた中川だったが、実際に撮影が始まると「思っていた5分の1のスピードしかでなかった」と感想を述べている。この後も4人は何度も並走するシーンを撮影し、特に唐田を背負って走る中川は「久々に走ったので辛かった。運動不足です…」と現場でコメントしていた。

撮影は12月中旬から1月下旬という真冬の時期で、屋外での撮影も多く、震えながら撮影に臨んだキャスト陣だったが、まるで劇中の中の登場人物たちのように和気あいあいと撮影を行っていた。

『覚悟はいいかそこの女子。』
10月12日(金)より全国公開中
監督:井口昇
脚本:李正姫
原作:椎葉ナナ
出演:中川大志 唐田えりか 伊藤健太郎 甲斐翔真 若林時英 荒川良々 小池徹平
配給:東映

【ストーリー】 幼い頃から女子に囲まれてきたイケメンの“愛され男子”古谷斗和(ふるや とわ)。女性からチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいる斗和だが、実は付き合った経験ゼロで、もちろん非リア充。ある日、彼女ができた同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ!」と言われた斗和は、「(イケメンのオレが)彼女を作るなんてチョロい」と、高らかに「彼女作ります!!」宣言。狙うは、学年一人気だが幾人の男達からの告白を断り続ける難攻不落のクールビューティー・三輪美苑(みわ みその)。そんな美苑に自信満々に告白する斗和だったが、「安っぽい告白」と一瞬でフラれる始末。まさかの展開に現実を受け入れられない斗和は、とにかく躍起になって再三アプローチを続けるが、撃沈の連続…。しかし、そんなアプローチを続ける日々の中で、次第に斗和は美苑の優しさや人柄に触れ、本気で彼女を好きになり始める。

©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会